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仁義なき戦い―美能幸三の手記より (決戦篇) (角川文庫 (4395))
 
 

仁義なき戦い―美能幸三の手記より (決戦篇) (角川文庫 (4395)) [文庫]

飯干 晃一
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

昭和三十八年四月十七日深夜、一発の銃声が敵対する山村組と打越会による“広島ヤクザ戦争”の引き金となった…。その渦中にあった美能組元組長の美能幸三の手記をもとに構成した迫真のドキュメント!
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 314ページ
  • 出版社: 角川書店 (1980/03)
  • ISBN-10: 4041464021
  • ISBN-13: 978-4041464021
  • 発売日: 1980/03
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 201,527位 (本のベストセラーを見る)
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19 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
名作東映映画の原作ですが、映画とは目指す方向が違うものだと理解して読んでいただけると、より楽しめるかと。もちろん、映画の役名と本書の登場人物(実名)を対比させて読んでも楽しいんですけどね。

私は本書を20年前、広島市で予備校に通っていたときに読みました。田舎から都会・広島に出て、喧噪に驚きつつ、広島という街を理解する一助になるかと思って(笑)。同じアパートに抗争当時を知る職人さんがいたりして、本書に登場する地名一つにも迫力を感じましたよ。

時は流れ、今読むと、本書の普遍的な価値がぐぐっと迫ってきます。本書は単なるご当地本ではないし、狭い特殊な業界の本でもない。名作映画の原作、で終わるものでもない。本書で描かれる理不尽さ、人々の醜さ、逞しさはすべての時代・階層を通じて私たち日本人が共有するものです。自分と無縁ではない。

本書が書かれてからずいぶん時が経ってしまいましたが、時を経たがゆえにいっそう新しい部分が光る本だと思います。

このレビューは参考になりましたか?
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
『仁義なき戦い 死闘篇』は、一地方企業(やくざも企業なんです)が戦後の混乱をどう切り抜けたか、その内部抗争の記録小説でした。『決戦篇』は、高度成長を迎えた日本で、地方企業が全国に雄飛しようとしてぶつかった厚い壁を描いた、と言えましょう。

NHKの人気番組・プロジェクトXはみんな知ってますよね。でも、あの番組が好んで取り上げる時代って、一方では本書のよーなことが日本全国で起きてたわけで。「プロX」が私たち日本人の希望のシンボル(?)だとしたら、「仁義なき」は私たちの父・祖父の世代がのたうち回って生き抜いた時代の証拠、正視すべき十字架じゃないでしょうか。

とかなんとか、小難しいこと考えなくても本書はおもしろいです。迫真の、という表現がぴったりなのは映!画をご存知の方ならわかりますよね。でも、エンタテインメントの枠に留まらない、時代を超えた名著です。本書の末尾に引用された美能幸三の言葉にそれは集約されるでしょう。日本企業の影をえぐり出す言葉を、ぜひ味わってみてください。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
原点 2010/2/6
By eo
形式:文庫
内容は映画の印象そのままとはいきませんが、そもそも原作なんですから、
「仁義なき戦い」ファンなら当然読んでおかないといけません。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
臨場感あふれる読み応え
美能幸三氏の手記を読みたかったので購入しました。
読後にあらためて映画の方を観たら、内容が膨らんで
さらに楽しいものとなりました。
投稿日: 13か月前 投稿者: 万三郎
飯干晃一氏は広島県呉市の元暴力団組長美能幸三が書いた手記の解説者として存在した
本書の元になっているのは美能幸三が執筆した獄中手記である。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: Gori
そがな昔のこと、誰が知るかい
いまだに、たくさんの関連本が刊行されてますが、やっぱりここが原点です。
まさに実録の広島の抗争に興味をもたれた方は「決戦篇」とセットでご一読を。
投稿日: 2009/3/28 投稿者: eo
飯干晃一の力量なくして存在しない
カポーティの「冷血」は、結末が分かっているのに、いやいやなのに、読ませる腕力がある。裁判が終わってからの細かい描写は... 続きを読む
投稿日: 2004/10/23
こんなあ、やっぱり読むべきじゃのぉ
映画好き、菅原文太好き、深作好きの皆様、一読の価値あり!です。映画で演じきられたキャラクターが活字でも活き活きしています。... 続きを読む
投稿日: 2003/8/25 投稿者: ellie74h
映画の原作と知って中学生で読みましたが
あまりに、不合理というか理不尽な世界に呆れました.
堅気の世界にいますが、現実も不合理で理不尽なこと
が多いと体験しました.
投稿日: 2003/4/2 投稿者: JINGI
男なら読むべし!
私の場合は、映画を観てからこの本を読んだが、一つ一つの場面が映画とシンクロして夢中で読んでしまった。これを読まずして「仁義なき戦い」を語るなかれ!
投稿日: 2002/3/3 投稿者: "マイトガイ"
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