私が、山田章博の世界の虜になった総ての始まりの作品。
以降、山田世界にどっぷりと浸かり、同人誌を発行していた自分の絵柄・ストーリーまでが侵食されてしまった程、静かだけれど強烈な個性。
近作のじっくりと細部まで描きこまれた絵ではなく、ごくシンプルな黒と白の2色だけの世界。墨の香気漂う とろりとした妖しさ。
世紀の魔術師「山田章博」の原点が此処にある。
山田世界の代表キャラクター「小悪魔」も既に登場。ユーモアと寂寥感に包まれた独特の世界が展開されていく。
異世界に漂う午後のまどろみも、たまには良いかも知れない。