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50 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
最新の人類史といった印象,
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レビュー対象商品: 人類進化の700万年 (講談社現代新書) (新書)
本書の著者は人類学の専門家ではなく、新聞社の科学部記者だそうだ。人類学担当になり最新の学術情報に触れているうちに、学生時代に習った人類史が時代遅れになりつつあることを知ったことが、本書執筆の動機の1つであるようだ。本書は、新聞の科学面に掲載された企画記事に加筆・訂正したものをまとめたものだとか。前半部で、猿人→原人→旧人・新人という人類進化の大きな流れについて述べ(「原人」「旧人」といった用語が現在ではほとんど使われていないことも、もちろん指摘されている)、後半部では、日本列島における人類史、年代測定の技術、遺伝子データを用いた研究の話題を取り上げている。 全体的に堅苦しさがなく読みやすい。また、イラストの使い方が上手く、この辺りはさすが新聞記者といったところ。ところどころに、素人としての素朴なコメントが書かれていて、一般読者には「そうそう、それを言って欲しかった」と親しみやすく感じられるかもしれない。 内容的には、2000年以降にネイチャーやサイエンスといった一流誌に掲載された新しい研究成果も多数紹介されており、最新の人類史といった印象。専門家によって書かれた類似の新書と比較しても見劣りしないと思う。逆に言うと、著者は通勤・通学の途中で読めるような軽い本を目指していたのかもしれないが、私としては時間をつくって一気に読んでしまいたい本、という印象を受けた(特に、前半部の3章約150ページに関しては)。
19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人類進化の700万年,
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レビュー対象商品: 人類進化の700万年 (講談社現代新書) (新書)
人類の進化に関する研究成果から人類学や遺伝学の基本的事項がまとめられている。文章は分かりやすく書かれている。図表の数や配置,見やすさも,適正なものだろう。最新の研究成果が豊富に紹介されていて,読んでいて飽きない。一方,人類学はまだ未知の領域が多い学問だという慎重な姿勢も垣間見える。 この手の本は大学等の研究者によるものが多いが,著者は新聞記者である。一般読者にも読みやすい書き方につとめたと著者も述べているが,たしかに一般の読者にも無理なく読めそうだと思う。 中高生ぐらいの夏休みの課題図書なんかにも適しているかもしれないと感じた。
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
興奮しました。傑作です。,
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レビュー対象商品: 人類進化の700万年 (講談社現代新書) (新書)
人類が発生して、現代の人と同じ祖先が生まれるまでの話や、日本人の祖先の話、遺伝子や炭素を使った年代測定法による人類の祖先探し等が説明されています。人類の発生から現代と同じ人が生まれるまでの説明が面白い、面白い。いろいろな学説や仮説を紹介しながら、どこで、どう進化したのか、何が進化を促したのか、人類はどう広がっていったのか、どんなものを食べていたのか、どんな生活をしていたのか、ジャワ原人の末裔は?等、(想像の範囲を含めて)、興味深い内容が満載でした。 ど素人でこの分野は何の知識もなかったですが、たいへん楽しく読めました。新聞記者さんが書かれたためか、文章も分かりやすいし、図や写真も多く、読みやすい本です。「知識を得るため」というより、純粋に「知る楽しさ」や「本を読む満足感」を与えてくれる本でした。 あまりに興味深く、読みやすさも手伝って、寝床で一気に読みました。満足、満足。
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