実は以前に雑誌かなにかでこのモンスターの愉快すぎる(怪獣映画というよりセサミストリートに出たほうが似合いそうな)デザインを目にしたことがあって、あまり期待もせずに鑑賞したがなかなかのできでした。
このモンスター、体から放出する反物質が形成するバリアのためレーダーにも映らず、大砲からミサイル、果ては核爆弾に至る全ての通常兵器を無効化するというどこかで聞いたような(笑)見た目を裏切る強力な能力を備えており、米空軍を圧倒するパワフルさを見せてくれます。
ストーリーも「こんな生物がどうして地球に飛来したか」という部分をあっさり捨てて怪獣対人間の戦いに焦点をしぼっており、いろいろ突っ込みどころは多いが単純に楽しめます。
なお、1957年作ということで怪獣映画には珍しいオールドプレーンが各種登場しています。
戦闘機はF84-Cサンダージェット、クライマックスで登場する人類側の切り札とも言うべき汎用人型・・・・もとい決戦兵器はなんと中性子線発射装置搭載のB-25ミッチェル(第2次大戦中の日本本土初空襲を行った爆撃機)です。
そんなところに着目するのも面白いかもしれません。
なお画質はダビングを繰り返したVHSクラスに劣化していますので、そのあたりはご注意を。