いよいよ本シリーズの恐らくクライマックスであり、著者が嘲笑される理由にもなっている、問題の爬虫類人に関する話題に突入する。
結論を先に書くと、予想に反して極めて真っ当で論理的に推理を進めた結果得られた結論だということが良く分かった。しかも、これまで解けなかった謎が、この理屈で考えると見事に一本の筋の通ったストーリーの一部として解明され、極めて興味深い内容のオンパレードである。
まずは人間の脳の構造から話が始まる。
冷血な様子を「爬虫類のような」と言うことがあるが、人間の脳は三層構造になっており、中心にある爬虫類脳(間脳)は動物的な願望・反応の拠点であり、爬虫類の脳とほぼ同一であるという。この爬虫類脳が人間の神経系の中核であり、攻撃、冷血にして儀式的ゅな行動、操作したいという願望、権力・所有欲、支配、衝動、執念、崇拝、強情、社会の階層構造を求める願望といった性格・形質に関与していり、爬虫類人の性質に見事に合致していると言う。
著者の言う爬虫類人というのは、可視光線の領域を越えた存在であるため、普段は我々には認識できない。どこかの秘密基地にトカゲの顔をした人間がいて、人類支配のための指示を出している、という話ではない。
しかし、世界各地に残る神話や言い伝えには半分蛇 だったり蛇のモチーフを身につけたり、名前に蛇の入った神々が頻繁に登場する。エデンの園にも蛇が登場し、重要な役割を果たしている。
これが地球外からやってきた爬虫類人であり、神話に残る「神」である。彼らは遺伝子操作により、彼らと人間の混成種を作り出した。それがホモサピエンスであり、現在の人類である。
彼らは、彼ら爬虫類人を神とする宗教(主要宗教のほとんど)、秘密結社、悪魔崇拝を通じて人類を支配する。
他にも書きたいことは山ほどあるがこの位にして、あとはぜひ読んで頂いて、見事な謎解きを味わって欲しいと思う。