【第1巻】
我々は通常、自分のものの考え方、自分の名前などをもって「自分」と思っているが、実はそれは錯覚であるということ(第1章)、そして、アイクが1990年に覚醒の旅を始めるまでに辿った人生経験の必然性(第2章)、覚醒の旅を始めて以降、世間から嘲笑されることで真の自由を得たこと(第3章)が記述されている。
本書で語られる内容を受け止めることのできる読者は少数でしょうか・・・。
全10巻の口火を切る本作。早くも硝煙の匂いがプンプンします。
閉塞感漂う今生の現実に風穴を開けるシリーズ本の第1巻を1000円以下で早速購入できるとは嬉しい話ですね。
本書は 超陰謀【粉砕編】で記された内容以上のものではありません。
対談形式の江本勝氏共著などにもアイク氏の辿った精神の旅は記述されておりアイク氏の著作に何冊か触れてきている方にオススメする気はございません。
さて、先に動画で彼の現実に対する考え方に触れておきましょう。
邦訳されてないDVDは沢山ありその映像から日本語訳を付けつつピックアップしたYouTube動画「デイビッド・アイク〜現実の捉え方「鏡をとかしていないか?」Posted by vaststillness(平山由紀子さん)。
あらゆる可能性に対しオープンな姿勢で政治・経済・陰謀論のみならず、スピリチュアル系の情報までをもバランスよく吸収してきたセンスのいい読者(私は除きます)なら大きな価値を見出せる本となっています。
受け入れよ、とは言いませんが、受け止めよ、と言わせて頂きます。
部分的に理解できないところも出てくるはずですが「今のところは」理解できないものとして真摯に認め判断は保留にしておく知性を有する読者がどれだけいるか。アイク氏のファンなら問題ないでしょう。
「受け止めることのできる」読者でしか以降9つの巻をも未消化を覚悟で咀嚼(そしゃく)していく素質は無いでしょう。
この「Human Race Get Off Your Knees:The Lion Sleeps No More」は本国イギリスでは分厚い1冊(700ページ)として書店に並んでいるようですが邦訳版は全10巻に分かれており第1巻がこうして日本語で初公開され本当に感謝しています。
アイク氏の文章もさることながら為清氏によるコラムが後半90ページ超も追加されており読み応え十分です。
そのコラム中で為清氏が311原発震災に触れたおり、自然放射性核種と人工放射性核種の生物作用の違いをよく理解していないことを露呈させてしまったのは唯一残念な点です。原発推進派が「ホルミシス効果」を引き合いに出すことで、災禍をうやむやにしておきたいようですが生物の体内で人工放射性核種が蓄積・濃縮されるという危険な事実は決して甘く見てはいけません。
微量の自然放射線(自然放射線は外部被曝のみであることにも注目)を浴びて健康になる?
原発震災で挙がっている問題点はあくまで人工放射性核種による人工放射線の危険性についてであり、これはどこまでが安全であるという閾値(いきち)は存在しないのは国際的に常識です。翻って低線量でも十分危険なのです。被曝症状が出るかどうかは確率の問題とお茶を濁すくらいならコラムに載せないほうが賢明です。
ブログtamekiyo.comでも非常に勉強になる情報を提供してくれているのは確かですので気鋭の翻訳家、為清勝彦氏に今後も注目です。私は応援します。
邦訳第2巻を待ちながら原書にも目を通したいですね。
【第2巻】
第4章より、アイクが過去に行ってきた真実の解明の内容が、解明を行った順に(解明に導かれた順に)紹介してある。太古の「黄金の時代」の終焉をもたらした地殻変動(大洪水)の後にメソポタミアの地に出現したシュメール文明。それが、バビロン、エジプト、ローマ、ロンドン(バビロンドン)と変遷し、今日の世界支配ネットワークになった(第4章)。イルミナティの地球規模の蜘蛛の糸(ウェブ)、ピラミッド支配構造(第5章)。イルミナティの血筋の中核をなすロスチャイルド家とその金融支配の手口(第6章)。「ユダヤの陰謀」と言われるが、ユダヤ人はスケープゴートに過ぎない。陰謀を巡らしているのはロスチャイルド・シオニストである(第7章)。