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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一巻の面白さ復活,
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レビュー対象商品: 人類は衰退しました 4 (ガガガ文庫) (文庫)
四巻では、妖精さんたちが、全力出場して笑わせてくれます。2つの独立したストーリーが収録されています。 ・妖精さんの、ひみつのこうじょう ・妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ どちらも、妖精さんたちの、脱力系の奇想天外な発言と行動が全開です。 知性を持った調理済みチキンや、パイナップル発電などのデタラメで笑える 妖精さん科学も盛りだくさん。 笑いがとまリません。 二、三巻で、妖精さんの出番が減り、普通のストーリーになったとガッカリ していた人も四巻は、お勧めです。二巻、三巻の内容を引きずっていません ので、一巻の後に四巻でもOKです。 笑いたい人は、書評を読んで色々と考えたりせず、頭の力を抜いて とにかく読んでみてください。
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ひみつこうじょう&ひょうりゅうき,
By badcom (兵庫県神戸市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 人類は衰退しました 4 (ガガガ文庫) (文庫)
今回は2話構成で妖精社なる謎の会社の巨大工場の探索(正体が判明したときは映画アベンジャーズでテディベアの着ぐるみを着た悪者たちが会議してるシーンを見たときぐらいのインパクトがありました)と、ハーメルンの笛吹きよろしく妖精さんを引き連れて漂流記・・・ならぬ、デタラメな妖精王国の盛衰記。いつものごとく、たいしたことは起きてないんですが、いや起きてるんですが、デタラメさのディティールが読めば読むほど面白楽しくて、SFや児童文学に親しんだ大人たちにジャストミートすぎる暇つぶしにもってこいのほのぼのシニカルなSF(すこしふしぎ)な作品です。 今回読んでいてなんとなく思い出したのはダール『チャーリーとチョコレート工場』&ゴールディング『蝿の王』そしてドラマ『ライフ』でした。妖精さん的ライフはなかなかシュールでした。
15 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
何気にいつも帯コメントも秀逸,
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レビュー対象商品: 人類は衰退しました 4 (ガガガ文庫) (文庫)
文章をなぞる行為そのものが心地よい、『人退(はじめて明かされた作者公式略称!)』4巻ですまた2話構成に戻って、いつもどおりに、マンガチックで乙女チックでちょい黒で、SFでニートな感じの内容となっております。 人類衰退(私的略称)の魅力は、作品としては壮年期を越えた人類(というよりも書き手・読み手である日本人)の悟達の境地に対する同時代人的な心地よさでしょう。あずまんがや苺ましまろに通ずる、優しい世界、傷つけない人たちへの憧れと諦観。現実的には滅びの許容。 いいか悪いかは置いておいて、時代の空気をおそろしく鋭敏に捕らえております。 今作は食用チキンが走り出す不思議の国のアリスのようで古典SFのようでキリスト教のようでな話と、漂流記のようで女王と建国神話のようでやっぱりSFのようでな話の2話。ゲンコツをくれる笑顔のおじいさんが印象的です。 それにしても「鬱の雨雲」はすごい! 鬱の雨雲はマンガ表現的にはポピュラーですが、それを活字にとりこみ、「比喩かなー」と思ってたら物語をカタストロフに引き込むファクターにしてしまうとは! 尋常な筆力じゃあありません
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