以前から名前は知っていましたが、今回イラスト変更とアニメ化が決まったということだったので良い機会と思い購入してみました。(挿絵が変わっている為か初版1刷に改訂されてました)
内容は一言で言うと「かわいい妖精と人間の織り成す社会派ドラマ」といったおはなしです。純粋なSF形式で昨今のライトノベルのテンプレである「ハーレム」,「特殊能力」,「オタク用語」を排除したつくりは素直に好感が持てます。小説で「ですます調」を多様しているのが珍しい為か読み味の悪さを感じましたが、そういった部分ではライトノベルというより児童文学に近いと思います。
特に山場が無く終盤へ行ってもカタルシスや燃え要素は全くありませんが、エスプリやウィットに富んだ台詞回しは読んでいてくすっとさせられることうけあいですので、日常に癒しや少しの笑いを求めている方は手に取られてみてはいかがでしょうか。