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39 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
科学の知識欲が満たされる1冊:科学と科学者の「満漢全席」,
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レビュー対象商品: 人類が知っていることすべての短い歴史 (単行本)
ブライソン氏はまるっきり文系な人なのです。鋭い観察眼とユーモアセンスたっぷりの作風で知られるベストセラー作家なのです。(以前「ドーナッツをくれる郵便局と消えゆくダイナー」を読んで、大笑いしました(^O^)) そんな著者が今回取り組んだのは「科学」です。なぜ我々が存在するのか(原子は何処からやって来る? 細胞はどうやって出来た? 細胞の中で何が起きてる? 我々の祖先はいつ頃発生したのか?その時地球はどうだった? なぜ年代まで分かる? なぜ進化が起きる?...)、そしてそれらの疑問に科学(科学者)はどうアプローチしてきたかのか? 著者は「科学の不思議とその精華を、専門的になりすぎず、かといって上っ面をかするだけではないレベルで、理解し、かつ堪能」する試みとして本書を書き上げました。読み応えがあり、その試みは大成功だと言って良いと思います。 網羅している内容(物理、化学、生物学、地学、宇宙学...)が多岐に渡りますので、これだけの分野の本の数冊分の内容(と価格)を擁する分厚い本になっていますが、非常に読みやすいです。具体的な数の大きさ(小ささ)のイメージを vividにするために色んな比喩を持ち出す処も好感が持てます。彼特有のユーモア・センス、観察眼も楽しめます。科学が【科楽】になってます。科学ネタをふんだんに盛り込んだ「満漢全席」、知識欲が満たされてお腹いっぱいになることは請け合いますョ。(^-^) 索引も充実していて読みやすくなっています。
15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
科学史を概観する上での好著,
By ぶれぐま (Japan) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 人類が知っていることすべての短い歴史 (単行本)
原題は「A Short History of Nearly Everything」、内容も題名に恥じないほど非常に広範囲にわたっており、「ほとんど全て」の科学分野を楽しむことが出来る。分野ごとの科学史についての内容をつづった一般科学書ではあるが、エッセー的で非常に読みやすい。700ページ弱もの大書ではあるが、数日もあれば読破することができ、ストレスにはならないだろう。 宇宙の始まりをきっかけに、天文、素粒子、と続き、スケールを少し落として、プレートテクトニクス、海洋調査、地質学、そして生物学へと続く話の流れの進め方は非常に読み進めやすく好印象。特に化石を巡る古生物学のくだりは、一般科学書と専門書の間があまりにもかけ離れている現状を鑑みれば、本書は非常に理解しやすく、そのギャップを埋める役割を十分果たしていると言える。 ただ、欲を言えば、最終的には人類の話をするにもかかわらず、生物学のくだりが少ない。分類学などの記述に終始しており、遺伝子の話を使った人類史を語る箇所がやや記述(調査)不足という感がどうしてもしてしまう。生物を、特に分子生物学的な観点から物を見る人にとってはやや物足りなさもあるかもしれないが、人類の科学史を概観するための読み物として楽しめる一冊である。
23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
10年間は色褪せない最新教養書,
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レビュー対象商品: 人類が知っていることすべての短い歴史 (単行本)
分厚いですが、読みはじめたら徐々にページ数の物足りなさに感じずにはいられないはずです。宇宙から始まって地球、地質、動物、細胞、遺伝子、人類と話しが進んでいきますが まず100人はくだらないと思える歴史上の科学者から現存の科学者まで著名な人物は、ほぼ全員集合に圧巻されます。 子供の頃に読んでいたらもっと科学に興味を抱けかも知れません。 『ソロモンの指環』や『利己的な遺伝子』みたく覚えやすいタイトルではないので上記に比べて知名度は低いです(出版時期が新しいというのもありますが) 二つに立派に肩を並べられる名著であることには変わりません。 読んでいると 研究室や書斎に閉じこもっているのと、ひたすら外に出て観察、観測する、両方共に科学に不可欠な要素であることが 改めて再認識できたのでとても勉強になりました。 遺伝子学や宇宙物理学はサイクルが早いですから、10年に一度のペースでもいいですから改訂版を出して欲しいです。
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