沢田研二の還暦=人間60年を記念した2ヶ所でのドームライブのうち2008年12月3日の東京ドームでのライブを完全収録したDVDです。
ステージ上には沢田研二といつものツアーのバンドメンバー4人のみ、ゲストなし、6時間半82曲(内インスト2曲)。
長時間だからといって手抜きや妥協などいっさいなし、6時間半のライブのどこを切り取っても沢田研二の歌・パフォーマンス・メンバーの演奏ともに通常のツアーのクォリティとなんら変わることありません。1部と2部の間の休憩(約20分)・アンコール前のMCを除いてはほぼノンストップ状態で疾走し続けラスト82曲目へなだれ込みます。
このライブの「凄さ」については、言葉で語りつくそうとしても陳腐になるだけなのでとにかくDVDを見てもらうしかありませんが、このライブに参加した者として、ライブそのものの凄さもさることながら思いもかけずその場で万感胸に迫ってきたのは「この人は本当に歌が好きなんだなあ」「本当にライブが好きなんだなあ」ということでした。
デビューから41年、ずっとライブを続けてきた歌い手の、歌への愛、ライブを魅せ観客を沸かせる力、それに1人の団塊世代男性として働きづめに働いてきた人の図抜けた体力・精神力・仕事力など、いろいろなことを感じさせてくれます。
特におすすめの見所としては(個人的な好みなんですけど(^^ゞ)、貫禄あふれる「親父ジュリー」がノリノリの曲や激しいロックをやる姿が、前人未踏のカッコ良さです。ギター2人と絡む場面も、全員もうとんでもなくカッコイイ。何度でも言うぞ、ジュリーはカッコイイ。