内容説明
■著者の遺言ともいうべき畢生の大作。
平成の時代に入って久しい。五十五歳で皇位を継承された平成の天皇も、齢を重ねられた。皇太子の結婚や雅子妃の病気、皇位継承など皇室はさまざまな問題を抱えている。占領時代は天皇制をどうするかという存続派と廃止派のせめぎあいだった。現在の問題はそれよりもっと深化、複雑化し解決が難しいのではないか。
当然、テーマがこの時代まで及ばなければ、本書は完結しない。
内容(「BOOK」データベースより)
無謀な戦争の果てに帝国は瓦解し、占領された。戦犯訴追か、退位か…。苦悩のなか、彼は各地を巡幸して国民とふれあい、天皇のありかたを模索する。皇太子成婚、東京オリンピック、ふたたびの訪欧と訪米、そして崩御。平成の皇室についても筆は及ぶ。大元帥から象徴へ、新しい物語が始まった。