マズローの欲求段階説は有名ですが、なんとなく疑問を持っていたので本書を手にとりました。
興味本位で読み始めましたが、正直なところ本書をきちんと理解するには相応の心理学や社会学
の知識がないことには難しいと思います。
フロイト、ユング、フロムなどなど様々な学者の名前が引き合いに出され、解説が進んでいく
ためそれらの知識的背景がなくてはならないでしょう。
とはいえ、基本的欲求については、主に3章から6章あたりを読めば、より高次の欲求の発生の
仕方、順番を越えて高次の欲求を発生する例外、欲求と動機付けの関係など、巷で言われる
ピラミッド以上のことを理解することができます。
自己実現については、後半の何章かで詳しく書かれていますが、ここは一度読んだだけではよく
わかりませんでしたが。。
興味だけで、通読するにはやや専門的過ぎるかもしれませんが、気になる章を読むだけでも十分
に面白い本だとは思います。