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人間失格 (集英社文庫)
 
 
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人間失格 (集英社文庫) [文庫]

太宰 治
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (237件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

自殺未遂、薬品中毒…。3枚の奇怪な写真とともに渡された睡眠薬中毒者の手記に、克明に描かれた陰惨な半生…。太宰治の自伝であり、遺書でもある作品。(解説・小林広一/鑑賞・太田治子)

内容(「BOOK」データベースより)

「恥の多い生涯を送ってきました」3枚の奇怪な写真と共に渡された睡眠薬中毒者の手記には、その陰惨な半生が克明に描かれていました。無邪気さを装って周囲をあざむいた少年時代。次々と女性に関わり、自殺未遂をくり返しながら薬物におぼれていくその姿。「人間失格」はまさに太宰治の自伝であり遺書であった。作品完成の1か月後、彼は自らの命を断つ。

登録情報

  • 文庫: 212ページ
  • 出版社: 集英社 (1990/11/20)
  • 言語: 日本語, 英語
  • ISBN-10: 4087520013
  • ISBN-13: 978-4087520019
  • 発売日: 1990/11/20
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (237件のカスタマーレビュー)
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59 人中、51人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 触れたくない部分に突き刺さる 2010/2/19
By ringmoo トップ1000レビュアー
形式:文庫
最も太宰治らしい作品だろうと思います。
それだけに、代表作と知りながら、なかなか手に取る事が出来なかった作品です。

ひ弱で、純粋な主人公“葉蔵”。
“NO”と言えず、人に誘われるままに行動してしまう男。
自分を「特殊」な人間と考え、「普通」に社会に対応できないと思い込んでいる男。
その癖、美男子で女性にもるので、女性に凭れかかった自堕落な生活をしてしまう。

一見、「駄目男」の典型のようですが、誰しもが、この主人公の何某かを持っています。
だからこそ、現代においても太宰の人気は衰えることを知らないのでしょう。
逆に言えば、太宰はここで「純粋」過ぎる人間は、社会からはみ出した「人間失格」(=狂人)なのかと、問いかけているように思います。
純粋に人を信じ愛する人間は、上手く社会に対応出来ず、“葉蔵”の様に精神病院に入らなければいけないのか?

作品としては素晴らしいと思いますが、読むのが辛いのです。
それは、自分の胸に深く突き刺さってくるものがあるからです。
そして、それは今まで触れたくなかった部分を的確に突いているからです。
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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 おれはおまえをしっている 2003/12/9
形式:文庫
最初に読んだとき、自分の心を見透かされているようで恐かった。
人の顔色窺ってる自分の心をはっきりみられてるみたいで。
この感性を保ったままで大人になっていくのは辛いと思う。
その先にある物語もみたかったけど。
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45 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By JB
形式:文庫
中学生の頃初めてこの本を読んだ時の衝撃は今もはっきりと記憶に残っている。人生に対する不安や恐怖というものをこのとき初めて感じた。そして心密かに「自分は必ず人間として合格する」と誓い、不安感の払拭につとめた。
太宰が死んだ年と同年代になった。40年の人生、自分なりには様々なこともあった。そして、先日四半世紀ぶりにこの本を再読した。すると、中学生のころ初めて読んだ時に感じた不安感、恐怖感は全く消失していた。神経が図太くなったのであろう。同時に太宰という人の繊細さを痛烈に感じた。僕らはいつの頃からか人生の様々な自己矛盾に目をつむり頬かむりを決め込んでいる。。我々凡人はそうせざるを得ないのだが、全くの無自覚は罪悪であると感じた。人を傷つける事につながると思った。
太宰はそうした自己矛盾に正面から立ち向かい、耐え切れず破滅した。自己矛盾に立ち向かおうとしたがため、繊細な太宰はかえって自己矛盾を増幅させ破滅に至ってしまったのではないか。
太宰は漱石、藤村、志賀直哉など多くの諸先輩には懐疑的だったが、森鴎外を敬愛していた。ゆえに太宰の墓は生前の希望で鴎外と同じ禅林寺の鴎外の墓の向かいに建っている。太宰は、鴎外が自己矛盾に誠実に立ち向かい、自身と違い強固の意志を維持し、遂にはそれを克服した人であったことを認識していたがゆえ、敬愛したのではなないだろうか。
そして、もし鴎外が存命であったならば、作家太宰治を、あるいは「人間失格」を高く評価したのではないだろうか。
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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 物凄い毒の濃さ 2007/4/1
形式:文庫
『人間失格』。あまりに有名なこの本を手にしたのは、高校生のあまりに多感でピュアな時期。

読了後、私という虚偽を凡て暴かれた虚脱的感覚に陥り、それまでの人生観や世界観を根底から崩されるほどの衝撃を受けたことを想い出す。
自分が他人にどう見られているか、自分はうまくキャラを創って生きていけているか、など、必然的に他人と共存せねばならぬ日常生活における、自己の打算されたエゴイズム、即ち道化としての自分というものが、余りに醜く汚らしいものに思えた。

想い返して見れば、この本を読んだのを境に、幸か不幸か、私は文学にのめり込んでいったとも言える。つまりは極めて毒の濃い作物である。

本書を読むのであれば、前のめりになり過ぎずに、中立的な視点で読まれることを勧める。
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24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 当たり前のこと 2006/5/1
形式:文庫
「本当に良い小説とは分かりきったことを書いたものである」

みたいな(うろ覚え)名言がありますが、この作品が正にそれだと

いうことは、このレビューでの共感の多さからも窺い知れるかと思います。

人間の中で生きにくさを感じ、日々張り詰めている。

それを、誰かがかつて経験したと知っただけで、

若干、思春期が生きやすくなりました。

大人になって再び取り出してみましたが、生活の為に止まることが

許されない今は、生身の心で没頭するには余りに危険すぎました。

活力になる作品は、日々変わっていくのでしょう。

でもそれでいいのです。「人間は失格することもある」という事を

忘れないように、常に傍らに置いておけばいいのですから。
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5つ星のうち 4.0 女子中学生の感想2007
「こないだ人間失格読んだわ」

「へえ、どうやったん?」

「ウーン、理屈はええから... 続きを読む
投稿日: 15時間前 投稿者: ステビア・ポカリ
5つ星のうち 5.0 改めて読んでみました
中学生のころ読んでものすごく影響を受けた本です。58歳になって読み返してみました。中学生のころは、のめりこむようになって読み続けたのですが、歳のせいか一歩引いて読... 続きを読む
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5つ星のうち 5.0 斬新というだけでなく
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投稿日: 2か月前 投稿者: 5
5つ星のうち 5.0 表紙
かなり昔に読んだきり、もうほとんど忘れているので、再読しようと検索。
岡田将生くんが表紙だったので購入。
投稿日: 3か月前 投稿者: mariko
5つ星のうち 4.0 「社会的なもの」の中にひそむ神秘
『・・・パンフレットを一部買わされ、そうして上座のひどい醜い顔の青年から、マルクス主義の講義を受けました。しかし、自分には、それはわかり切っている事のように思われ... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: 良書の要約というものは全て愚劣なものだbyモンテーニュ
5つ星のうち 5.0 死ぬ前に見ろ
なんも言う事ないです。感じるままに読み取ってください。感慨深いです。色んな意味で
投稿日: 5か月前 投稿者: カーネルルイス
5つ星のうち 5.0 笑える、癒される、救われる、そして自分を取り戻す。すべては読むことから始まる。
2007年に『ヒカルの碁』『DEATH... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: しんのじ
5つ星のうち 4.0 悪夢の連続のような人生
 この作品は昭和23年に書かれている。その年に太宰は入水自殺を遂げたので、
彼は死の数ヶ月前にこの小説を執筆したことになる。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: なかじまわたる
5つ星のうち 3.0 鬱病経験者にはよくわかるが、すべての人向けではない作品
自分の場合、鬱病を経験するまで何を言ってるのかよくわからなかった作品。これを多くの学校で子供に必読の書として与えるのはおかしいと思う。確かに文章はうまいが、日本で... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: Amazon Customer
5つ星のうち 4.0 完全保存
太宰治の作品を手元に完全保存するために購入しました。助かりました
投稿日: 12か月前 投稿者: お花 みかん
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