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人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))
 
 

人間失格 (新潮文庫 (た-2-5)) [文庫]

太宰 治
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (232件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

主人公である「自分」は人と違う感覚を持っており、それゆえに他人とまともに会話が出来ない。
周囲の人々に対する恐怖を道化を演じることでごまかしてきた。それにより、尊敬される、ということなるが、
今度は、道化が見破られるのではないかという恐怖を感じるようになる…。

そして道化は「或るひとりの全知全能の者に見破られる」という事件が起きる。
「人間、失格。もはや、自分は、完全に、人間で無くなりました」というところまで葉蔵の人生は流れていく…。

この作品は主人公である葉蔵の手記という形で構成されています。
主人公の語る過去には太宰自身の人生を彷彿とさせるところもあり、
『人間失格』は、太宰の自伝的な小説であるとみなされています。
太宰治の魂の告白をオーディオブックでお楽しみください!

※ 本作品は発表時の未熟な時代背景から、今日の社会では一般的でなく、不適切と思われる表現が含まれている箇所がございます。しかし作品のオリジナル性を最大限に尊重し、なるべく当時のまま忠実に再現することを優先いたしました。 --このテキストは、 CD 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

「人間はなぜ生きなければいけないの?」世間を恐れ、道化を装い、周囲を欺き、ありのままの自分を隠してきた少年・葉蔵。やがて葉蔵は拒否する事のできない青年へと成長していく。愛を求めながらも他者への恐怖に苦悩する孤独な生涯とは?波乱の人生を歩んだ文豪・太宰治が、死の直前に書き上げた傑作自伝的小説を漫画化。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 185ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (2006/01)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101006059
  • ISBN-13: 978-4101006055
  • 発売日: 2006/01
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (232件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 7,915位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
31 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ringmoo トップ500レビュアー
形式:文庫
最も太宰治らしい作品だろうと思います。
それだけに、代表作と知りながら、なかなか手に取る事が出来なかった作品です。

ひ弱で、純粋な主人公“葉蔵”。
“NO”と言えず、人に誘われるままに行動してしまう男。
自分を「特殊」な人間と考え、「普通」に社会に対応できないと思い込んでいる男。
その癖、美男子で女性にもるので、女性に凭れかかった自堕落な生活をしてしまう。

一見、「駄目男」の典型のようですが、誰しもが、この主人公の何某かを持っています。
だからこそ、現代においても太宰の人気は衰えることを知らないのでしょう。
逆に言えば、太宰はここで「純粋」過ぎる人間は、社会からはみ出した「人間失格」(=狂人)なのかと、問いかけているように思います。
純粋に人を信じ愛する人間は、上手く社会に対応出来ず、“葉蔵”の様に精神病院に入らなければいけないのか?

作品としては素晴らしいと思いますが、読むのが辛いのです。
それは、自分の胸に深く突き刺さってくるものがあるからです。
そして、それは今まで触れたくなかった部分を的確に突いているからです。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「人間失格」は私が太宰にはまるきっかけとなった本でした。
「葉蔵って、わたし?!」と思わされ、どうしてこの人は、私のような人間のことをこんなによく知っているのだろう、と思わされてしまいました。
これが太宰マジックで、太宰は天才的に人の心に入り込む語り口を持っているということでしょう。
中学生の私は、何に共感したのか。
今、思えば、人間って怖い。ということだったのでしょう。
本心を見透かされないように道化てみる。
それは、他人が恐ろしいからだと思います。
一番共感したのは、人が怒るときの様子を牛のしっぽに例えたところです。
怒ったとき、その人の隠された面が生々しく出るものです。

傷つきやすい心。
建前が嘘に思えて仕方ない。
それは、思春期の心の特徴なのかもしれません。

今では私もずぶとくなり、溺れもせず、なんとか人生を泳いでいます。
未だにこの本はベストセラーだとか。
この本に共感する若い人。
若いときには、はまったくせに、今はそんなことを忘れたかのように生きている大人たち。
みんな、いとおしい気がします。
密かな仲間のような気がして。
青春期に一回は読んでほしい。
でも、もしはまっちゃったら、「富岳百景」や「津軽」や「正義と微笑」も読んでくださいね。
太宰は虚無だけの人ではないと思うから。

このレビューは参考になりましたか?
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ap.
形式:文庫
が、あまり大声で「だいすき」というには憚られる、そんな作品。

中学生のとき、国語の教師が「太宰治はどうしようもない男だ」と
彼が何度も女性と供に無理心中を遂げながら
毎回自分だけが生き延びたというエピソードを語って以来
太宰治はまさに人間失格なのだというイメージがつきまとい、
どうも読む気になれなかったのだが職場の人に薦められたので読んでみた。

たしかに彼も、この葉蔵もどうしようもない。
でも、彼らを人間失格だというのなら私たちだって失格だよ、と
多くの人たちがこの作品に共感してしまう部分があることを
生きている太宰に伝えてあげたかった。
誰にでもそういう闇があることに安心しながらも、怖くて、哀しかった。
もう少し歳を重ねたらもう1度読んでみようと思う。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
太宰治
今更太宰治についてあれこれ言うのも無粋でしょうか・・・。
自伝的小説は当たり外れが大きいと思います。
これは勿論、当たりです。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: しゃもじ氏
まるで自分のこと
自分も主人公のように、知り合いとふいに街中で出会うとどぎまぎしたり、その場を穏便にすますために心にもないことを言ってしまうなど、よくあります。筒井康隆や海外の批評... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: にーくん
人間の苦悩
主人公は生まれ育った環境ではなく、自らのひねくれた考え・行動が原因で、不幸になっていく。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: JsYa
名作
人間失格は文庫のなかではあまりにも有名です。

死ぬまでに1回は読むと思います。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: オワタ
10代の頃に読んだ時とは違う
10代の頃、1度読み、そして久しぶりに読み返しました。
10代の頃は、何に共感したのか今考えてもわかりませんが・・・... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: mi☆
典型的な日本の純文学。
... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: la9na
衝撃!!!
私は、ここ最近4年くらい小説を読んでませんでした。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: MAX
好き嫌いがわかれると思います
まず、この異常な主人公を見てどう思うか。
イケメン主人公がなぜ悩んでいるのかわからない... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: トルソ
事実は小説よりも奇なり
この作品を語るのに、これ以上の言葉はないと私は思っている。 一般人には考えられない葉蔵の感性、行動、人生の送り方。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: orion
駄目人間?
 この話の主人公は、行動だけ見ると本当にダメ人間だと思った。しかし、それだけには収まらない何かがある。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: 102hys
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