そして道化は「或るひとりの全知全能の者に見破られる」という事件が起きる。
「人間、失格。もはや、自分は、完全に、人間で無くなりました」というところまで葉蔵の人生は流れていく…。
この作品は主人公である葉蔵の手記という形で構成されています。
主人公の語る過去には太宰自身の人生を彷彿とさせるところもあり、
『人間失格』は、太宰の自伝的な小説であるとみなされています。
太宰治の魂の告白をオーディオブックでお楽しみください!
※ 本作品は発表時の未熟な時代背景から、今日の社会では一般的でなく、不適切と思われる表現が含まれている箇所がございます。しかし作品のオリジナル性を最大限に尊重し、なるべく当時のまま忠実に再現することを優先いたしました。 --このテキストは、 CD 版に関連付けられています。
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傷つきやすい心。
建前が嘘に思えて仕方ない。
それは、思春期の心の特徴なのかもしれません。
今では私もずぶとくなり、溺れもせず、なんとか人生を泳いでいます。
未だにこの本はベストセラーだとか。
この本に共感する若い人。
若いときには、はまったくせに、今はそんなことを忘れたかのように生きている大人たち。
みんな、いとおしい気がします。
密かな仲間のような気がして。
青春期に一回は読んでほしい。
でも、もしはまっちゃったら、「富岳百景」や「津軽」や「正義と微笑」も読んでくださいね。
太宰は虚無だけの人ではないと思うから。
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