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20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
驚くべき傑作SF,
By ヤマイヌ (岡山県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 人間以上 (ハヤカワ文庫 SF 317) (文庫)
ある作品がSFであるための最も重要な要素の一つとして,センス・オブ・ワンダー(「驚きの感覚」とでも訳すのでしょうか?)を挙げて いた人がいました。この作品は,まさにそのセンス・オブ・ワンダーに 満ちた物語です。 くわしい内容の説明はひかえておきますが,この作品で提唱される, ホモ・ゲシュタルト(集団有機体としての人間)という概念は,後年 アイデアもさることながら,作品全体を漂う不思議な雰囲気,巧妙な
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
SFの基本テキストみたいに言われてますが,
By
レビュー対象商品: 人間以上 (ハヤカワ文庫 SF 317) (文庫)
いびつな形をした小説だと思います。スタージョンにおいては大抵、テーマの大きさに関わらず、狭い範囲でしか事は起こりません。私の場合、そこに読み進めていく上での、妙な居心地の悪さを感じたのですが、第一章に於ける異様なテンションに押し出されるように、理解が追いつかなくなりながらも、最後まで一気に読んでしまった、そんな感じでした。また、スタージョンは子供を可愛らしく書くのが上手で、この作品でも、それが魅力的なスパイスとして機能していたように思います。 読みやすいとも傑作とも言い難い小説ですが、忘れ難い小説でもあると思います。 個人的には、やはり第一章の悲哀の交じった詩情が忘れがたく、今また、この本に手を伸ばしてしまう衝動に駆られてしまうのです。
16 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
アメリカ的,
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レビュー対象商品: 人間以上 (ハヤカワ文庫 SF 317) (文庫)
スタージョンが本書でつくり出したホモ・ゲシュタルトは、まさに「人間以上」の存在である。さまざまな超能力者から構成され、なおかつ緊密な一体性を保っている。集団でありながら一個の人間で、それが従来の人間(=現在の我々)とずれを生じ、また時には重ね合わされる。このあたりの手法が見事であった。予断を許さないストーリー展開となかなか明かされない謎。これらが相まって一気に読み進めてしまった。しかしスタージョンのホモ・ゲシュタルトは、良い意味でも悪い意味でもアメリカ的すぎる。従来の人間との対比は意外性を追求しているところがかえって単純すぎる。そして、あまりにも楽天的な結末は読者をがっかりさせる。実に惜しい作品だと思う。
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