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科学という言葉にひるむ必要はない。数学や化学が大の苦手で、暑いのも寒いのも嫌いで、山登りなどする体力もなければ度胸もない(高所恐怖症である)くせに、数年前の「~飲んで、宇宙へ行こう!」という清涼飲料水のCMには図々しくも「ひょっとして....」などと密かな野望を抱いてしまったわたしにもこの本は十分楽しめたし、逆に登山もスキューバダイビングも朝飯前、バンジージャンプもどんと来い、というあなたにも、宇宙飛行士への憧れを少しでも持ったことのあるあなたにも、この本は必読の一冊となること請合いである。
それにしても考えさせられるのは、現在わたしたちが当たり前に甘受している日々の快適な生活は、多くの科学者たちの奇行とも言える、自らの体を実験台にして得られた研究の成果や、宇宙開発に代表されるような少なからぬ貴重な犠牲のもとに成り立っている、ということだ。このことは、以前にも寄生虫博士こと、藤田紘一郎氏の著書を読んだ時にも強く感じた。普段はなかなか実感できないだけに、こういった本の存在はとても貴重だと思う。そして将来なんらかの緊急事態に陥った時、この本を読んだ人と読まなかった人では、生死を分けることになる...かも知れない。
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