言葉のひとつひとつが心にしみてくる、書き下ろしエッセイです。
鬱からぬけだすための3冊のノート
いわゆる「人脈」は役に立たない
愛憎をこえた親子の関係とは
格差社会にどう生きるか
夫婦は愛情より友情
挿入だけがセックスではない
日常に生かす作法のヒント
兄弟は他人のはじまり、とは言うけれど
国を捨てるほどの友はいるか
感謝を求めない、励まさない
本音は軽々しく表にだすな
憂と愁は人生の贈りもの
心のシナプスが人間の関係をつくる
エピローグ
10年周期に訪れる鬱な気分から抜け出すために、五木さんが試みたことが書かれた
「鬱から抜け出すための3冊のノート」、
思い出を共有しながらお互いを理解し、尊重できる友情に切り替えて成長していくのが
夫婦づきあいだとする「夫婦は恋愛より友情」、
慈悲という言葉の「慈」とともに「悲」という言葉の持っているふかさを見直そうととく
「感謝を求めない、励まさない」
が、特に心に残りました。
変わる時代に、変わらないものは何か。
それが『人間の関係』。
「生きるヒント」の先に見つけた著者の「答え」が書かれた良書です。