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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
経営幹部採用という謎の世界が垣間見れる一冊,
キッズレビュー
レビュー対象商品: 人選力―最強の経営陣をつくる (単行本)
これまである一定の層の人たちにしか知られてこなかった、エグゼクティブ・サーチファーム。その中でも最も敷居が高いと言われているエゴンゼンダーのパートナーが著した、経営幹部採用にまつわる様々な問題に答える好書。これまで秘密のヴェールにつつまれていたサーチの現場が、企業側の採用ステップに沿って丁寧に解説されている。中盤でテクニカル過ぎる内容に入り、やや教科書的になってしまい、やや中だるみを感じてしまうが、終盤にかけては、将来転職を考える一個人としても非常に参考になる。 経営幹部の採用というテーマでは他に類を見ない内容を、論理的かつ実践的に展開している貴重な部類の本ではないか。 各章の終わりには日本企業の例としてケーススタディがまとめられているが、具体名が出ていない(出せない?)のでやや消化不良になっているのは残念。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「人選力」を読み終わりました!,
By 良さん "ryo−san" (神奈川) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 人選力―最強の経営陣をつくる (単行本)
先に答えを言おう。今書店の経営書のところにはコンサルティング会社の宣伝本(なかには本当に経験しているのかと疑いたくなるのも多い)とかMBA何とかという即席ハウツーものが多いが、この本はしっかりしたものだ。値段の価値はあると思う。何が良いか。 先ずは、この著者は視点が良い。上から目線ではなく(とかく自分だけが頭が良いとでも言いたげな元コンサルタントの自慢本が多いなか)真摯に人材のテーマに取り組んでいる。これは経営にはIQではなくEQという視点からきていることもあるからだろう。著者の人間観をうかがい知ることができる。次に、現場を良く知っている。私も経営陣として生きてきたが、そうだそのとおりというくだりは多い。部下を持つ人、経営に当たる人はだまされたと思ってでも読むと良い。少しでも苦闘した人はそう思うはずだ。三番目に、人について取り組んだ本だからだ。ここまで理論的に取り組んだものは少ない。経営者が頭を整理するには役に立つ。 勿論、この本は万人向きではない。管理職・経営者向きだろう。まあそういうことを研究している学生でもよいかとは思う。 気になった点はというと、日本の経営者の質の点だ。いわれてみれば平均以下かも知れない。日本では役員教育が足りないのかもしれない。会社も大学も純血主義で社内昇進のみ外部招聘なしだ。大学ではそれが問題となってだいぶ変わったが、会社は変わらない。心配です。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
マネジメント層に向けた良書,
By Kats (Kawasaki) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 人選力―最強の経営陣をつくる (単行本)
具体例が多用されていて分かりやすく、主張に筋の通った極めてまともな内容でした。「人選力」を誰もが学習可能であるとしているので、個人的には「人選力」というコンセプトはEQと同じか、それに近い概念だと感じました。EQのしっかりしている人は「人選力」も間違いがない(少ない)のだと思います。実際に多くのページがEQに関連した内容に割かれています。中盤の後継者選びのグラフは特に興味深かったです。「多分、こうなるだろうな」と思ったとおりの結論ですが、そこに至るまでの説明が非常に分かりやすく、納得できる論理展開でした。「経験」「EQ」「IQ」といった評価構成要素のうち、どういう要素が「この場面の、この人選」に必要とされるのか、「このポジションに求められることは何なのか」を明確化させて、それに基づいた人選を定量的・客観的に行うものです。ただ何となく、感覚的に「彼が総合的にベストだ」と言ってしまうような人選プロセスとは成功確率が全く異なるものと想定されます。 色々と考えさせられる良い機会でした。タレント・マネジメント、サクセッション・プランニング(後継者計画)のセッションを実施されるマネジメントは、事前にご一読をお薦めします。
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