個人的に2巻目のギニー・ピッグスで巻き返した感があったので期待して買いましたが、少し拍子抜けしました。
ネタバレになるので余り内容は書けませんが、急に出てきた新キャラ&急にスポットが当った感がある敵の女幹部、
共にクローン人間の悲観・苦悩を描きたかったのだと思いますが、キャラの背景、内面描写共に乏しく今一何を伝えたいのかが解りませんでした。
また、敵のボスの正体も悪い方へ期待を裏切ってくれた感が。魔術サイドの描写がほとんどなかったせいかもしれませんが、説得力が皆無です。
「ロボットを劣化させたのが人間だ」といった作品も書いている作者なので、もしかしたら本当の正体は・・・?とも思ったけどこの巻でラストなんだよなぁ・・・。
戦闘シーンは1,2巻と同じように説明台詞が主なのは変わっていません。
一応この巻で完結し、とりあえずの大団円を向かえたわけですが個人的には消化不良に感じました。同時に無いと思いますが本当のラストまで見たいなぁ・・・と。
長くなりましたが以上です。一応通してサクサク読めたので星は二つにしました。けど小林泰三ファンには余りオススメできないかも・・・。