この手の自己啓発本は、大抵、内容が抽象的で掛け声だけのものが多く、「相手に好印象を与え自己アピールできる名刺を作れ、とあるが、具体的にどんな名刺を作るんだ!」とか「外交的な性格になれ、とあるが、簡単に性格変わるんだったら、こんな本イラネ!」という読後感想が多いのですが、この本はかなり実践的に人脈形成術についてアドバイスしてくれます。
そもそも人脈とは何か?に始まり、会った人に顔や自身のプロフィールを覚えてもらうツールとしての名刺の作り方、使い方について、洞察に満ちたアドバイスが書かれています。
特に名刺の作り方については、豊富なワークシートが用意されており、読者が自己プロフィール作成する際の支援ツールとして非常に有用に感じました。
この本を手に取ったきっかけは、交流会等で交換した名刺を整理している折、どこで会った誰なのか顔も思い出せない名刺を保存しておく意味があるのか考えてしまい、その反面、私自身の名刺も、どんな営業内容の会社か相手に判ってもらえないなぁと反省、名刺デザインを考え直そうかと思っていたところ、この本を知りました。
160ページと薄い本ですが、著者本人の試行錯誤による人脈作りの知見が具体的に書かれており、コストパフォーマンス高い投資だったと満足しています。