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人肉食の精神史
 
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人肉食の精神史 [単行本]

大西 俊輝
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

飢饉や戦乱の時代から、現代の「脳死臓器移植」に至るまで他者の血肉を欲する系譜を、膨大な文献や資料をもとに辿り、その生と死のぎりぎりの状況から、生き続ける意味を考える。

内容(「MARC」データベースより)

飢饉や戦乱の時代から現代の「脳死臓器移植」に至るまで、他者の血肉を欲する系譜を膨大な文献や史料をもとに辿り、その生と死のぎりぎりの状況から生き続ける意味を考える。

登録情報

  • 単行本: 491ページ
  • 出版社: 東洋出版 (1998/02)
  • ISBN-10: 4809672387
  • ISBN-13: 978-4809672385
  • 発売日: 1998/02
  • 商品の寸法: 21.4 x 15.4 x 3.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 894,940位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
テオドール・ジェリコーの勉強をしていて偶々手にした、タイトルで損してる一冊。図書館でもいつも倉庫に仕舞われていて、もっと人目にふれてほしい本。広く、ほどほどに浅く、誰かが笑えば誰かが泣いている事実を、とてもさらりと書いていて読みやすい。愛と平和なんて元来別個の物を混在して考えてしまう、言触れ迷妄によって濁ってしまった頭に往復びんたを食らわせるような一冊。好著。
「追記」
久しぶりに再読してみると、リンダキューブ、という作品の入門書に最適であることにハタと気付きます。お互いの邪魔をしない程度に世界を共鳴させていて気持ちがいい。浸っていると日付が変わっていることもしばしば。江戸時代のここまでは海だったのですよ、みたいな石垣と石碑を前にその当時の有り様を夢想することと同じことです。
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形式:単行本
古今東西の「人肉食」について、脳神経外科医の大西氏の著書。
飢饉においての生きるためのものから、どうしようもない状態(戦乱、遭難)でその肉を求めるもの、煩悩のそれ、復讐のそれ、淘汰のそれ、・・・そして、慈愛のそれ。
「生への執着」「死の概念」に至ります。

やっぱり本業と言うか、最終テーマは医学者ですから、脳死臓器移植。
「輸血」が人肉食のカテゴリーに入るなら、これもまたそう云う事になるんでしょうねぇ。
他者の命をいただくのだから。

大変面白い本でした。
『食べる』と言う行為の裏側に色々思うところが出てきます。
種は違えども何かを食べると言うのは『命』を食べる事なんだなと再確認してしまった。
生きることに執着し、ただひたすらに生き延びてきたと思うとなんだか切ないような気がします。

色々考えすぎて一言では言い表せないですねぇ。
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