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人知原理論 (岩波文庫)
 
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人知原理論 (岩波文庫) [文庫]

ジョージ バークリ , George Berkeley , 大槻 春彦
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ロックの後継者とされる経験論哲学者の主著。「存在するとは知覚することである」という哲学を観念論の立場から明快に展開する。

登録情報

  • 文庫: 292ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1958/4/5)
  • ISBN-10: 4003361814
  • ISBN-13: 978-4003361818
  • 発売日: 1958/4/5
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 155,447位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
イギリス経験論トリオの二人目、ジョージ・バークリーの主著。

「存在とは知覚されることである(エッセ・ペルキピ)」のテーゼをひっさげて、我々とは無関係に存在する〈物質〉、知覚の向こう側にある〈物そのもの〉を徹底的に攻撃していきます。

目の前の机が、私たちの知覚から独立して存在するということは可能なのでしょうか。

「誰も見ていなくても、この部屋に誰もいなくても、この机は存在するじゃないか」

このように言う人は、誰もいない部屋に机が置いてあるという情景を想像(知覚!)しているのではないでしょうか。

何を想像しようと、どんな状況を考えようと、それは「私が知覚している」「私に現れている」以外の何だというのでしょうか。ドアの向こうに世界なんか無い!?

バークリーの議論は簡明かつ誠実で大変読みやすいものです。訳文に多少の古さを感じますが、それを補って余りある註の丁寧さに感謝です。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
注釈 2006/4/16
 バークリの英語文は平明で整理がついており用語が繰り返し使われるので非常に読みやすい。この大槻の訳書と合わせて原文の『人知原理論』を読まれることをすすめる。

 バークリの言わんとすることは、知覚されているものが存在しているということを述べて人を面白がらせようとしているものでは全くないので、興味本位で本書を読むのはやめておいたほうがいい。厳密な哲学的考察にはねつけられるだけである。本書では知覚=存在論をどんどんすすめて、神の言語として自然界があることなど、意外な興味深い記述がある。私が知覚しなくても万物を知覚している神があるので事物は片時も消えないというのがバークリの最大の結論である。これは実は超越論哲学でさえある。

 
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