中身としては「教師向けの読書論なのかな?」と感じさせる記載が多い。
確かに森先生はこれから教師になろうとする学生に講義をされていたので、その部分はうなずけます。
しかし、教師でなくとも参考になる部分が多い本だと思います。
「読書は心の食物」という表現や
「読書とは、われわれが心の感動を持続するための最もたやすい方法である」
というところにもその辺が窺われます。
さらには、
具体的な手法も書かれていて、
「一日に最低30分以上の読書」
「1ヶ月に最低3冊」
「書物の途中を2ページ読んでみて光ったコトバがあるかをチェック」
といったことは、一般的な読書の手法に十分通用する話だと感じます。
ここまで書くと普段あまり本を手にしない人のための読書論にも見えますが、
読書好きな人が陥りやすい点の指摘もあるので、
読書の初心者?ばかりでなく、我こそは読書好きを称する人にも十分に学びになる本だと思います。
万人に読んでいただきたい1冊だと思うので、星5つです。