つくづく筆者の鋭い観察眼、深い洞察力を思い知らされる書
本書では生き方という意味では退歩しているのではないかというほど、迷い道に嵌ってしまっている我々日本人に対して、生きる道とはどのようなものかを、丁寧に、そして分かりやすく説いてくれている
とくに私が心に残ったのは「自分が死んだときに泣いてくれる人を一人でも多く作るようになさってください」という言葉
この一節を見つけたとき、不思議と腑に落ちた感じがした
”ああ、そうか 人間とは自分が後悔しないと同時に、死してなお惜しいと涙されるだけの器を作ることが全ての人に出された課題なのだ”
本書はそんな当たり前だけど、案外気づくことの出来ない大切なことを教えてくれる
まさに目から鱗の落ちる一冊
生きるってそんなに難しいことじゃないんだ
ただ少しでも人に優しくありさえすれば・・・
他人を変えるのはとてつもなく難しいことだけれど
自分を変えるのは自分次第だものね