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人生を逆転する学校  情熱こそが人を動かす
 
 

人生を逆転する学校 情熱こそが人を動かす [単行本]

宮澤 保夫
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

学習障害がまだ知られていなかった約30年前。子ども達の「場」を作った男がいた。たった2人の生徒から始めた塾は、いま約1万5千人の若者が集う「学校」に成長している。教育界の風雲児が、いま、全てを記す。

内容(「BOOK」データベースより)

学習障害がまだ知られていなかった約30年前。子ども達の「場」を作った塾講師がいた。1985年、日本初の“企業外にある企業内学校”「宮澤学園」立ち上げ。99年、日本初の“学習センター方式を採用した登校型広域通信制高校”「星槎国際高等学校」を開校。たった二人の生徒から始めた塾は、グループ全体で約1万7千人の若者が集う“学校”に成長している。教育界に初めてベンチャーを興し、“日本初にして、唯一の学校”をつくり続ける男の一代記。

登録情報

  • 単行本: 206ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング (2011/3/12)
  • ISBN-10: 4048850873
  • ISBN-13: 978-4048850872
  • 発売日: 2011/3/12
  • 商品の寸法: 19 x 12.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 13,368位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sizu
星槎国際高等学校は、二人の息子の母校です。
初めて学校に行ったときはびっくりしました。まるで喫茶店の跡に入居した感じだったからです。小さなドアを開くとすぐ左に職員室があり、いつもドアが開いていました。そして2Fにあがると左にまた職員室があります。右には教室、職員室の横にある階段を上ると3つの教室がある。学校らしくない学校・・・これだけではありません。子どもたちは休み時間になると職員室に自由に出入りし、先生達と話をしたり、友達とじゃれあっています。更に漫画を読む子、ゲームをしている子もいます。
子どもたちの顔には笑顔が・・学校生活を楽しんでいる姿があるのです。
この星槎は宮澤氏が軽い気持ちで始めた塾が前進です。ずーっと知りたかった星槎が出来るまでがここに書かれています。
まだ学習障害や注意欠陥多動症などの発達障がいを誰も知らなかった時に、そんな子どもたちの居場所を作ったのです。
星槎には3つの約束がある。
人を排除しない、人を認める、仲間をつくる
星槎に入ってくる子どもたちの殆どが発達障害系です。皆と同じ事が出来ない子どもたちは、自分を責めます。
どうして自分は皆と同じことが出来ないんだろうって、でも星槎はみんな違っていて良いんだ。出来ないことは出来ることで補おう。みんな仲間、決して一人じゃないということを教えてくれます。
お金もバックも無い、そんな一人の男が「一緒に楽しめる学校を作りたい」とう情熱だけで様々な壁にぶつかっていく。
幼稚園を作るためにやくざとの攻防戦もあった。止むこと無かった誹謗中傷、それでも学校づくりをあきらめなかったのは子どもたちとの約束があったから、どこにも行けない子どもたちに居場所を作ると約束したから何があっても諦めなかった。
今、北海道から沖縄まで全国に16ヶ所に学習センターがあります。横浜の鶴ヶ峰にあるおじさんの経営する幼稚園の一室を借りて始めた「鶴ヶ峰セミナー」、たった2人から始まった。
塾に入る前に子どもたちがどれだけ理解しているのかを把握するためにテストをした。これは今のIEP(個別指導計画)の原版。
この塾は出入り自由、今の星槎の職員室がそうである。
塾の先生も生徒も毎日が楽しくって仕方なかった。しかし、次第に人数が増え、幼稚園に迷惑を駆けてしまうことになる。そこで宮澤氏は自分が住んでいるアパートの部屋を塾にした。
しかし、近所からの苦情もあり、いよいよ限界。近くに良い物件は無いものかと思案していた、しかしお金のない若者に塾を立てるお金など無い。
この辺から宮澤氏の子どもたちとの約束の為に苦労が始まる。
熱い思いだけで学校が出来れば苦労しない。しかし、その熱い思いで宮澤氏は沢山の方達の支援を受けて子どもたちの居場所を作っている。
星槎で仲間を見つけ、自分を表現できるようになった息子達を見ると感謝でいっぱいになりました。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By M@y
まるでテレビドラマの主人公の様な半生が書かれています。 こんな人、実在しないだろうって思うでしょう。 ほんの数回ですが、ご本人に直接お会いしました。その数回で、この本にある日々が、実在の物であることが容易に推測できます。 我が子の個性に圧倒され、寄り添い励ます日々に疲れた時に、この本を読んだら、この方の実在が、孤独だった心の芯を暖めてくれます。 震災直後からじっとしていられず、南相馬で支援活動に没頭されているそうです。 先行き不透明な今の日本に、一条の光を通す人、非常口の案内板みたいな人です。
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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
著者自身の半生記で自叙伝なので、好き嫌いは分かれるだろう。

この閉塞感のなか教育も例外ではなく、信頼できる教師に出会えればいいが、教師失格ともいえる教師に、教えを請わねばならない生徒がいることもまた事実。

今の教師はいわばずっと勉強しているエリートで、まるで養成学校のような大学を出ているためか、一個人としての人生経験がまるで不足しているように感じることも(専門以外は無知だったりする)。教師の不祥事もそのことが一因なのでは?。世襲という温室栽培された政治家も同じかもしれないが(関係者の方、外部の人間は結構冷やかに見ているんですよ。失礼かもしれませんが)。

それに一矢を投げかけるような、民間で初めて認可された学校を作り、やがて全国から生徒がやってくるまでの星槎グループ(幼稚園から通信制大学まで)の記録。

私は通信制大学の紹介本でこの学校を知ったのだが、この著者は大卒ではない。慶応大学を続けて浪人。その後通信制で慶応大学に入ったが、その間片手間でやっていた塾経営の方に本腰を入れてしまい(生徒が殺到したらしい)、せっかく入った大学を中退という全くエリートらしからぬ歩みなのだ。

塾から学校への認可を受けるための苦労、信頼していた腹心に裏切られ、一旦グループ会社を倒産させてしまったこと。命の危険にもさらされたが、それでもあきらめない信念は、いじめなどで不登校になったり、グレて不良になってしまい、学校へ行けないようになってしまった子たちに、やり直しの機会を与えたい一心なのだろう。確かこの学校、受験において試験は無い。それどころか、軽度の学習障がい児も受け入れている。

どうしようもなかった不良の男の子が、めでたく高校を卒業、その式のエピソードは感動的。

私自身、受験に失敗し本意ではない学校を卒業しているせいか、私が受験生のときにこの学校があればな〜といささかうらやましい想いで読んだ。

エリート人生もいいが、こういう雑草人生も悪くないと思わせてくれる。子供たちや子供を持つ親御さんにはぜひ読んでもらいたい。

ただ、こういう内容なので、「ただの自慢かよ」と感じてしまったかたは相性が合わないと思われるので、好みの問題ですが読まないほうがいいです。
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