これは『人生を救え!』という本の続編的な作品である。
これは町田康といしいしんじが喋りながら街をぶらぶら歩いたりメシを喰ったりしてるのを録音して文章に起こしたもの(作品の注意書きでは『語り下ろし(歩き下ろし)』とされている)である。
『人生を歩け!』は前作のような人生相談は無く、町田康といしいしんじの対談を新たに収録し、ボリュームアップして収録したものである。色々な所を歩いて、その場所に関するエピソードや、方々で見かける色々な物事に対する捉え方の話をしている。所々くすっと笑えるところも在るが、笑いというよりはむしろ哲学的な話や趣がクローズアップされている感じである。
爆笑できる本ではないが、決して詰まらない本ではない。阿呆な事を話してたりもするのだが、なんだか趣がある本である。