貧しさの中で盗みを覚え,麻薬の売人としてのし上がった
アフリカ系アメリカ人のヘンダーソンが
刑務所の中で料理を覚え,出所後も猪突猛進の勢いで料理の腕を上げ
やがては,ラスベガスの有名ホテルの総料理長まで昇り詰める,,,
目標に向かって猛烈に突き進む姿は
麻薬の売人として成功していく過程でさえも小気味よさを感じさせる.
更に,彼なりの魂の善さが良い人との出会いを引き寄せる.
どんな世界においても成功する人とは
こんな人を言うのだろうと思った.
表紙裏に何枚もの写真があり
顔がどんどん変わっていくのをみるのも面白い.
訳語が刑務所内までは「俺は」であり
出所後は「わたし」になっているのがちょっと愉快だ.
読後感がよく元気がでるので,道に迷っている人にもお勧め.