看護学校生活での複雑な人間関係や忙しさに終われる毎日、夢と現実のギャップに追われただひたすら頑張ってきました。その結果、鬱病を発症した私ですが現在自宅療養を兼ねての休学中の身になり4ヶ月目です。今まで好きだと思える事も全く興味も気力もわかずに、何をする事もなくただ食事をして横になるだけの生活から段々と脱け出している途中で最近何か“現在の自分を見つめ直せる”ような良い本はないかと此方で検索していたのがこの本を読むきっかけでした。今まで著者の宇佐美さんの“元気づける”タイプの本は何点か呼んだ事があったのですが、“今の自分が何処にいるのか、どう考えているか”ありのままの自分を知り自己啓発する気持ちで100の質問の1つ1つに丁寧に答えていきました。私は自分の身に起こった受け入れられない不幸に囚われてしまった時、どうして私ばかりこんな目に会うのだろうか…平凡な幸せな家庭に生まれたかったのにと周囲にいる人と常に比較しては沈み込んでいました。そんな風につい思ってしまう私の、心に残ったある質問があります。それは25問目の質問で『いつも、自分と他人を比較して、自分の幸せをはかっていませんか?』という答えに宇佐美さんは『人の幸不幸は気になるものですが、人の幸せにこだわると、自分がどのくらい幸せかわからなくなります。「人と比べることが不幸のはじまり」かもしれませんね。』と、書かれている時…本当にそうだなと考え改めさせられました。冒頭に述べられているように、『大切なのは、“何を答えるのか”ではなく、“何にはっと気づくか”です。』とあるように、この本はあくまできっかけであって、ゆっくりと自分を見つめ直す時間を持つ事が大切なのではないかなと思いました。時が経つにつれ、経験を積むにつれこれから何度でもその答えは変わってくるので定期的にまた本を開いてみたいと思います。大切なのは“気づき”なのですね!