本書は前著である「芸人学生」の勉強方法部分を具体的にピックアップしたもので約一時間程度で読み通せます。結論からいうと、本書の内容からは気力体力ともにスーパーマンでないと、最後までやり続けることができない内容になってしまっています。また、本書は謹慎の無職状態から知事へと昇りつめた東国原氏を知るための本なのか、それとも、最近よくあるノートハウツー本分野なのかあいまいな点が残念です。
本書ではノートそのもののレイアウト方法だけが書かれています。実際にはどのようにノートに書かれた文字や文章が氏の中で論理的展開をしていくのかが、書き込まれた部分の写真を載せているのが一部分だけなので理解しにくい。一方、有名なノートハウツー本の「東大生のノート〜」などは、視覚的にもノートの書き手がどのようにノートを使って勉強しているのかが非常にわかりやすく編集されています。これと比べてみると、本書は今のノートブームにのって急ぎ出版したものではないか?とも思われます。ノートの使いかたに関していえば、勉強法という題名であるのなら、もっと具体的にノートの使いかたの中身を記述する必要があったのではないかと思います。
前著の「芸人学生」は、私にとっては人生やものごとの考え方を変えるほどのすばらいしい本でした。東国原氏の勉強への心がまえや氏の考えていることを深く知りたい人は、まず「芸人学生」をぜひご一読してみてください。何度も何度も読み返したくなる本です。今後も東国原氏ご活躍に期待をこめて星4つといたしました。