この本には、以下のような辛口の表現がいっぱい出てきます。
●生きるというのは死ぬのをちょっと先に延ばすだけだ
●「元気」というのはくだらない
●不安をなくそうと思っても無駄な抵抗だ
●私たちは刺激を求める心の奴隷になっているからだ
ドキッともするし、ちょっと腹も立つのだけれど、いわれてみればそうだよなー
結局、生きている不安をかき消そうと、無自覚に我々は、無意味な生き方をしている
よね、という深い反省に導かれます。
こうした、「惨めな」人間の状況を、散々反省したあとで、筆者の「人生はゲームだと思え」
とか、「クールに生きよ」いう独特の提言が続きます。
この本を読んで、どう行動するかは読者の判断だと思いますが、自分が迷いの多い
人間だとか、物欲や煩悩の始末をどうしよう、あるいは、生きていく希望が見つからない、
思われる方は、ぜひ一度、スマナサーラ師の辛口の現代人批判に触れてみると、
考え始めるヒントが見つかるかもしれません。