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トウタ氏の名前を久しぶりに見つけてこの本を読みました。冒頭からこの本のデタラメぶりとウソの羅列に唖然としています。これは、老人の記憶違いなどではない、全くのフィクションです。ヨーコは健在で、しかも東京下町生まれのれっきとした「純粋日本人」です。彼女がどうしたら、「ポテトキング」の娘などになるのか? 彼女が「子供」を連れて家出をしたのではなく、ある日「子供」は連れ去られ、トウタは芸者の家に入り浸って、トウタの母も消えて何週間も、ヨーコは一言の説明も、家計の金も無いままに置き去りにされています。それで仕方なく、子供を手放しています。そんなトウタ氏がどう間違ったら「老賢人」などと祭り上げられるのか、不思議です。
ヨーコという存命の個人についてデタラメの言い放題で、しかも挙句の果てはセックスが下手だとか言う人間、どこに人間への愛情や思いやりがあるのでしょうか? トウタの戦中戦後を一番よく知っている人間はヨーコですが、トウタは子供のときにアメリカに居たことも、学生時代に留学したこともありません。彼女に聞いてみてください。
一事が万事、この調子です。ウソの羅列が人生の教訓のストーリーなら、ロビンソンクルーソーでも読んだほうがいいでしょう。
自分のために生きるのか、人のために生きるのか。
「賢人」というのは、本当の戦争の悲惨さを知っていてそれを若い人たちに伝え、自然の中で生きるとはどういうことかを子供達に伝える「自然塾」を実践している小野田さんのような人だと思います。
戦争についても、トウタさんの言っていることは口先だけのように聞こえます。また彼の生き方は徹底自己チューです。
小野田さんの生き方のほうがずっと魅力的です。
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