私小説の鬼が、自らの人生、車谷文学の秘密、強迫性障碍を赤裸々に語る!
『世界一周恐怖航海記』の顛末や最新エッセイも収録。
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小説とは遺書を書くことだ。
詩や小説を書くことは、救済の装置であると同時に一つの悪である。
しかし、にも関わらず書き続けてきたのは、書くことがわたしにはただ一つの救いだからです。
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【目次】
<贋世捨人の三畳間>
漱石の家の猫
どくだみ茶
お好み焼きの思い出
青春の一作ーー夏目漱石『こゝろ』
苦しい人生
得意満面顔
贋世捨人の三畳間
二重の光景
奥秩父巡礼
私は早く死にたいナ
<文学を生きる>
下読みの体験
作文を文学にする
短詩型文学の虚点
『遠野物語』の凄さ
人が人であることの謎
人間の運命
業とは何か
「四苦」とは何か
人間の最大の不幸
「八苦」とは何か
「五蘊」という苦しみ
闘いの記録
<人生の四苦八苦>
わからないまま読んでいた
命を奪う罪深さ
現実にはありえないことを、一行以上
小説家は嘘つきである
虚実皮膜の間
嘘つきは褒め言葉
十七文字で嘘をつく
下働きという身分から
どうしても作家にならねばならない
無一物になる
「ありがとう」を言う人と言わない人
再び小説の道へ
後世に残る三人の作家
人生の四苦八苦
この世には救いがない
<強迫性障碍を生きる>
障碍のはじまり
障碍の原因をさぐる
嫁はんに支えてもらうということ
ある医師との出会い
物書きとして病気とつきあう
<文学という救い>
人間の悪を書く
叔父の自殺
文学との出会い
私小説を知る
小説家をめざす
書くことへの恐れと挫折
料理場には生きた言葉がある
再び小説家をめざす
「鹽壺の匙」を書く
嫁はんとなる女性との出会い
強迫性障碍の発症
文学という救い
<迷いの海を泳ぎぬけ>
われいかにして作家となりしか
俳句を選ぶ
短歌を選ぶ
魂の記録
わたしの逸品
わたしの散歩道
白洲正子三題
錢金について
迷いの海を泳ぎぬけ
<恐怖の旅>
世界一周で出会った美しさ
『世界一周恐怖航海記』?末─高橋順子氏と
<車谷長吉氏への質問函>
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