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人生の一椀 小料理のどか屋 人情帖 (二見時代小説文庫)
 
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人生の一椀 小料理のどか屋 人情帖 (二見時代小説文庫) [文庫]

倉阪 鬼一郎
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

剣を包丁に持ち替えた市井の料理人の心意気。感動の新シリーズ !

もう武士に未練はない。一介の料理人として生きる
心の深奥にしみわたる一椀、一膳が、人のさだめを変えることもある

わたしはもはや武士ではありません。思うところあって刀を捨て、包丁を選びました。刀は人を殺めます。
包丁も生あるものを切りますが、正しく成仏させれば、一皿一皿、一椀一椀の料理に変わります。
その味が食べていただいた方の気持ちをほぐし、素材は生まれ変わって血となり肉となります。
そして、ときにはそれが、人生の一椀になったりもするのです。


◆ 著者について
倉阪鬼一郎 くらさか・きいちろう
1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。印刷会社勤務を経て1998年より専業作家。
ミステリー、ホラー、幻想、ユーモアなど、多岐にわたる作品を精力的に発表する。2008年 「 火盗改香坂主税 影斬り 」 ( 双葉文庫 ) で
時代小説家としてデビュー、好評を博す。
「 小料理のどか屋 人情帖 」 は、満を持して放つ待望の新シリーズである。

内容(「BOOK」データベースより)

わたしはもはや武士ではありません。思うところあった刀を捨て、包丁を選びました。刀は人を殺めます。包丁も生あるものを切りますが、正しく成仏させれば、一皿、一皿、一椀一椀の料理に変わります。その味が食べていただいた方の気持ちをほぐし、素材は生まれの変わって血となり肉となります。そして、ときにはそれが、人生の一椀になったりもするのです。

登録情報

  • 文庫: 295ページ
  • 出版社: 二見書房 (2010/11/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4576101757
  • ISBN-13: 978-4576101750
  • 発売日: 2010/11/26
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 191,376位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
最近、料理人が主人公の時代物が、数多く刊行されている気がする

流行っているのかな

本作は、脱藩した元武士の料理人が主人公
連作短編5本を収録

タイトルが示す通り
その人にとって、人生の一杯となる料理にまつわる話が描かれる

例えば、1話では人生の最後を迎えようとしている老人の為に
彼が子供の頃母親が作ってくれた蛤汁を再現しようと苦心します

また、お客さんの心をうつような料理の創作にも務めます

俳人でもある著者らしく
各話の終盤で俳句が詠まれる場面があり
話を盛り上げます
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
作者の時代小説もこれで5冊目となり、すっかり「手に入れた」感じがします。不器用なところもある作家ですが、文章力は確かなものを持っているので、慣れてしまえば、本来の作風とはかけ離れた、こうした作品も書けるのでしょう。
料理を中心に様々な薀蓄を傾けつつ、センスの良い漢字使いと確かな文章で下町人情噺の王道を闊歩する作品で、広く時代小説ファンにお奨めしたい仕上がりになっています。
この本で初めて倉阪作品を読んで、「面白い!」と思ったら、是非、他の4冊も読んでほしいと思います。ただし、読むのは時代小説だけにしたほうがよいでしょう。
作者の他のジャンルの作品群は、いわば地雷原のようなもので、誤って地雷を踏んづけても、笑いながら吹き飛ばされる覚悟がなければ、入って行けない世界になっています。
それでも入ってみたいという人は、『泪坂』『夜になっても走り続けろ』あたりからどうぞ。
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