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人生のちょっとした煩い (文春文庫)
 
 

人生のちょっとした煩い (文春文庫) [文庫]

グレイス ペイリー , Grace Paley , 村上 春樹
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 630 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「ペイリーさんの小説は、とにかくひとつ残らず自分の手で訳してみたい」と村上氏が語る、アメリカ文学のカリスマにして伝説の女性作家の第一作品集。キッチン・テーブルでこつこつと書き継がれた、とてつもなくタフでシャープで、しかも温かく、滋味豊かな十篇。巻末にデビュー当時を語ったエッセイと訳者による詳細な解題付き。

内容(「MARC」データベースより)

亭主が出ていった、2人の子どもを抱えて、家賃も払えない…。不幸? いいや、ディア、そんなものは人生のちょっとした煩いみたいなものさ。伝説の女性作家、米国文学のカリスマが59年に発表した第一作品集。10篇を収録。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 303ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2009/6/10)
  • ISBN-10: 4167705729
  • ISBN-13: 978-4167705725
  • 発売日: 2009/6/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 248,571位 (本のベストセラーを見る)
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
グレイス・ペイリーという人は、ふしぎな人である。とりたてて特別なことを書いているわけじないのよ、と、いう語りくちで、事実特別なことを書いていたりする。特別なことを書いているのか?と、読んでみれば、ぜんぜんどうでもいいことだったりする。
彼女の書くもののなかで、人生のあちらこちらに現れる幸福と不幸は、まるで同等のもののようだ。こんなことがあったわ、でもまあいいじゃない、あんなことだってあるんだからさ。そんな感じである。楽観的かと思いきや、ペシミスト。ペシミストと思いきや、ものごとを軽やかに笑ってみせる。
ふしぎな人だなあと思う。こんな人に、一度でもいいから会ってみたいなあと思う。こんな人のそばで、人生を笑い飛ばしてみたいなあと思う。何度でも読みたくなる理由は、きっと何度でもグレイス・ペイリーに会いたくなるからだ。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
とっても不思議な読みごこちのある文章です。内容はとっても身近な話だったり、とんでもないなんでこんな?と思うような設定だったりで全部がしっくりくる感じではないのです。出てくる人たちは言い合いをしているのにストレートに文句を言うというよりはちょっと斜めに相手を見ていたり、とても大変な状況になっているのに、まるで他人事のように話していたり。話が大きく展開するかと思いきや急に静かになるような、なにしろ今までの話の進み方や感じとはちょっと違うのです。全部を噛み砕くには時間はかかりそうですが、このはぐらかされ方が癖になりそうな予感はします。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 竹の梯子 VINE™ メンバー
形式:単行本
歯ごたえのある文章。難解なセンテンス。独特な一文。村上春樹が訳者あとがきでも述べているように「小説好きな人」に楽しんでもらいたい短篇集である。作者がロシア系ユダヤ人の移民であるため、イディッシュ的な部分が出てくるとそれに関する知識がないのでちょっと戸惑う。何篇も読んでいるうちに不思議な感覚に包まれてくることは確かだ。それを「楽しんでいる」と呼んでも良いかも知れないし、違うかも知れない。上手いことばが見つからない。わかったような気がして、その実ぜんぜんわかっていないかも知れない。スルスルと読み進められた部分が本当は丹念に追って行くべきところだったかも知れない。なんかふわふわしている。けれど。時期を置いてもう一度読み返してみたい、という魅力はやっぱり感じる。
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