中村さんが、師匠の田端さんから教わった事を
実践し、一生懸命日々生きていく内容が書かれた本でした。
■人間の悩みは、他人との比較がほとんど(無限ループ)
他人との比較ばかりしていては、
いくら他人を追い抜こうと、上には上がいるため
解消されることは、ほぼありえません。
他人との比較ではなく、過去の自分との比較が大事となります。
今日の自分を
去年の自分、1ヶ月前の自分、昨日の自分と比べ、
成長しているかを考える事で、自分の能力を伸ばすことができます。
さらに、他人との比較してしまうと、
自分より在籍期間が短いのに昇進している・・・
など、自分の能力・成長以外の要素に敏感に反応してしまし、
自分の能力成長に影響を与えてしまいます。
これは、もったいないことです。
■頼まれごとは試されごと
レベルの高い仕事、低い仕事
どの仕事、どの行動でも同じ事だと思います。
レベルの高い仕事ならこのイメージはすぐつきます。
問題は、雑用などレベルが低いと思われがちな仕事です。
しかし、雑用こそ自分をためされているのです。
雑用することで他人を助ける事につながり、
他人がやらない雑用を一生懸命することで
自分が一番得意な仕事になり、
一生懸命することで、あいつはいつも雑務を
不平言わずやってくれるからたまには大きな仕事やらせてみよう
となります。
(雑用取締役社長の気持ちで!!)
そういう意味で、頼まれた事は試され事なんだな
と思いました。
■ピンチはチャンス
嫌な上司に出会ったらチャンスと捉えましょう。
嫌な上司がいなければ、自分を変えよう、今の環境を変えよう
とは決して思わないものです。
今を変えようと思う事で、不満のないひとを
越える事だってできます。
人間は、不満を感じたり危機感を感じないと
どうしても本気でやろうとしません。
困難、苦労、貧困はそういう意味でチャンスなのです。
実際、家庭が貧困だからお金持ちになってやろうと思って
成功した人が沢山います。
あの、楽天の野村監督もそうです。
生まれた環境が、もともとお金持ちだったら
有名になってやろうなんてこれっぽちも思わないと思います。
それだけ、ピンチは感謝すべきものなのです。
【ピンチはチャンス】
【自分に起きたピンチに感謝!!】
■完璧な人は人間ではない
この世の中、完璧な人間は存在しません。
他人の短所はもちろん、自分の短所も気にしすぎることなく、
長所をスペシャリストとして伸ばす方法をさぐるほうが、
魅力的になれるし、成功できる可能性が高いのです。
短所をなくそうと努力し、
オールマイティで、大きなとりえがなくなってしまうと、
面白みがなく、誰もよってこなくなります。
私も数学科卒の人間のため、完璧を求めがちです^^;
しかし、完璧を求める自分自体も完璧ではないのです。
また、数学では
『完璧な体系を作る事はできない』ことが証明されています。
そう考えると、自分のいいところを自信をもって出していく事が
楽しく生きていけることにつながる事がわかります。
中村さんがご経験されたことがぎゅっと詰まっていました。
今後生きるための助けとなる一書でした。