「本は美しい宝の山」 著者のあとがきからのことばです。著者がいつくしんでいる絵本や本たち、またそれらを通じたすばらしい人々との交流が描かれています。どの本も見てみたい、読んでみたいと思わされますが、巻末にリストが載っていて親切です。外国の絵本のタイトルがうまく日本語にならずに苦心した話や、日本で出版したら原書と表紙の体裁が違ってしまい、残念に思ったこと、著者がすばらしいと思った本が他の出版社から出版されると「なぜ自分はこの出版社ではなかったのか?」と眠れなくなってしまうことなどとても興味深く読ませていただきました。大好きな安野光雅さんの講演も載っていて、こんなに話好きな人だったのか!と驚いてしまいました。本についての話はそりゃもう、ぎうぎうに詰まっていますが、ぜひお手に取ってごらんください。