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人生に七味あり
 
 

人生に七味あり [単行本]

江上剛
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

倒産の危機!絶望しつつも前を向く、巻き返しビジネスマン奮戦記。全サラリーマンの勇気と元気が出る一作。

登録情報

  • 単行本: 365ページ
  • 出版社: 徳間書店; 四六版 (2011/12/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4198633053
  • ISBN-13: 978-4198633059
  • 発売日: 2011/12/17
  • 商品の寸法: 18.9 x 13.1 x 3.1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 159,537位 (本のベストセラーを見る)
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By mshr_s
うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、 いやみ、ひがみ、やっかみ。
どれも振り掛けられたくない人生の七味。
働くことは決していいことばかりではなく、辛いことも沢山あります。
同情してしまうほど、ヒドイ仕打ちを受けた主人公が、困難をも深い味わいに変えながら会社を立て直して行くストーリー。
小説のモデルは他の方のようですが、ひょんなところから社長就任し、波風を一身に受けることになってしまう主人公の姿は、ついつい著者本人に重ね合わせて見てしまいます。
いろいろ難しいことを考えて論評するより、これまで自身に振りかけられている七味も吹き飛ばすつもりで笑い泣きながら読める一冊です。
ラストシーンは来るぞ来るぞと解っていてもついついじわっと泣けてしまいます。
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By 正義の味方 トップ500レビュアー
江上氏お得意のメガバンクの一つ「WBJ菱光銀行」だ。主人公の樫村は東大/経卒で、あの四和銀行に入行し、44歳の時に中堅都銀と合併しWBJ(World Bank of Japan)銀行となった。バブル期の過剰な貸付で不良債権化、永い間隠し続けて金融庁に徹底的にやられたあの銀行だ。江上剛著「小説金融庁」にある大東五輪銀行だ。そして事もあろうに健全経営で知られる菱光銀行に吸収合併される。銀行は「対等合併」と言うが通常「精神」だけで「対等」はあり得ない。以前に中堅都銀を苛め抜いた四和銀、今度は菱和に干され、四和銀の行員はジワジワ淘汰され、多くの行員は辞めていく。しかし一般的に銀行員が外部で請われて行く企業は危険も多い。主人公も飛び出したものの、元大手証券会社の知人から、JASDAQ上場の飲食フランチャイズ会社にやや訳ありの誘いがある。東大出身、合併なければエリート街道、吸収合併、悲哀、退職、第二の人生、苦労とストレス、この物語に著者の一勧、みずほの経験を織り込めば非常に面白い作品になったはずだ。しかしここに新宿の占い師が出て来て、人生に「七味唐辛子」となる。これならば江上氏お得意の「論語」、「モーゼの十戒」をテーマの短編集の如く、七味(うらみ、いやみ等々)を使った短編で良かったはずだ。主人公勤務の企業がフランチャイズ権を使っての自転車操業で、前社長が多額の含み損を作り、資金繰り悪化、主力行の弁済要求、債務超過、不採算部門閉鎖、部門切売り、スポンサー探し等の非常にseriousな展開の良い作品になったはずだ。そこに江上氏作品によくあるドタバタ、軽さが入ってきてしまう。上場廃止回避策や、スポンサー候補との熾烈なやり取りも何やら甘いものになっている。挙げ句に救済してもらう企業の女性社長の色香に迷ったり、最悪は主人公が主力銀行に状況説明と支援依頼に訪問するが、そこに妻がパートで働いており、応接室にコーヒーを持って入ってくる。そこでの夫婦のやり取りには面喰う。人生の味わい深さを描く小説、企業再編等の金融小説、どちらかに徹底した方が良いのではないか。
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金融界で生きてきた江上剛ならではの’金と女と地位’をうまく脚色している。

人生七味(恨み、辛み、妬み、嫉み、僻み、ヤッカミ、嫌味)が効いているから
楽しいというのも視点が面白い。

しかし最後は人間の一番大切なことを思い出させてくれます。
思わずこの展開には涙してしまいます。
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