うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、 いやみ、ひがみ、やっかみ。
どれも振り掛けられたくない人生の七味。
働くことは決していいことばかりではなく、辛いことも沢山あります。
同情してしまうほど、ヒドイ仕打ちを受けた主人公が、困難をも深い味わいに変えながら会社を立て直して行くストーリー。
小説のモデルは他の方のようですが、ひょんなところから社長就任し、波風を一身に受けることになってしまう主人公の姿は、ついつい著者本人に重ね合わせて見てしまいます。
いろいろ難しいことを考えて論評するより、これまで自身に振りかけられている七味も吹き飛ばすつもりで笑い泣きながら読める一冊です。
ラストシーンは来るぞ来るぞと解っていてもついついじわっと泣けてしまいます。