前段はお釈迦様がどのような方だったのか、
生きとし生けるもの、その命が幸せであることを願い、
そのための努力をとても喜ばれた事例が、
一人の女の子の物語を通して語られています。
後段は、幸せであるための三つのキーワードについてです。
P77の第二のキーワード「落ち込み」の挿画は必見です。
母を慕う子と、子を慈しむ母のほのぼのとした姿が描かれていて、
一つ一つの命が己の道を歩んでいることが伝わって来ます。
今日、ここで共に生きる命、
出会う人々との計り知れない縁を感じさせるすばらしい絵です。
「すべては置いて去るもの」
「穏やかにいること」
「人を助ける気持ちに入れ替える」(本文から)
いずれも言葉は簡単ですがその理がはっきりと語られています。
説法を文章化されてものです。
実際の語りがさらにおもしろいものであろう様子が、
あとがきに書かれています。