この二つの心理学の違いは驚くべきものです。「外的コントロール」の言葉は、「~しなければならない」という強制的な言葉、さらに、「もし、お前が言われたことをしなかったら、罰を与えるぞ」という脅しがあり、「もし、これをやれば、ご褒美をあげるよ」といった約束となることもあります。
対して「選択理論」の言葉は、周りの人との問題を解決していきます。「外的コントロール」の言葉は周りの人との問題を増やすばかりです。
本書では二つの生活場面の中で、「外的コントロール」の言葉と、「選択理論」の言葉との違いがはっきり分かるように構成されています。
構成上、あなたが本書を開いた時の右ページに「外的コントロール」の言葉が書いてあり、次に開いたページには、同じ状況で「選択理論」の言葉でどのように言い替えることができるか、その例が書いてあります。
何ページかを読み進めた後、あなたは次にくるページの言葉を隠し、「選択理論」の言葉を考えてみてください。それは新たな人間関係を作りあげる上での、とても良い練習です。
何も一つに絞る必要はありません。「もしこの言葉を言ったならば、相手との距離は近くなるか?遠くなるか?」という質問を自分に投げかけながらやってみてほしいのです。
「外的コントロール」によって、目の前の問題には対処できるかもしれませんが、決して根本的な解決にはなりません。
それを端的に示したのが本書なのです。
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