中盤ラップ理論なるものがどんなものか読んでみたのですが支離滅裂でサッパリ理解
できませんでした。
持ちタイムや上がりだけに注目するのではなく、中盤に底力が現れるから中盤に注意して
全体を見ろというものらしいです。
これが、馬自身のラップなら納得いくのですが、レースラップを馬に当てはめて判断するのは
支離滅裂というか理解できません。
例として07年毎日王冠1着のチョウサン(3角9番手)を取り上げていて、次走の秋天で負けたのは
力負けとのこと。
なら、同じ位置から2着に来たアグネスアーク(3角9番手)の秋天2着はどう説明するのでしょう?
これにはベン図が載っていてチョウサンの活躍の場は前半のスピードの持続力とあります
(中盤速いとテン速いの重なった部分)。
このレースは前5F通過が57.5のハイペースでレース自体はテンも中盤も速かったでしょうが
チョウサンはついて行けず後方待機(この時点でテン速い、スピードの裏付けに対応という
理屈に矛盾)だったので、前半のスピードの持続力と言うには疑問ですよね。
なにせ自身がテンも中盤も速かったかと言う訳ではないですから。
前がハイペースでも後はミドルとかスローはありますから。
もう、この時点で読む気が失せました。おまけに文章も練りこまれていなくて読みにくいです。
後半はコースごとに狙い馬が書かれてます。
本の中で上がりだけに釣られるなと書いてるにもかかわらず、阪神1800は「中山1800上がり38秒台は買い」(レースの流れや位置取りによって上りの価値も違ってくると思うのですが)
とか、かなり雑。また、そういう馬が何頭出てきて結果がどうだったかのデータが無いので、思い込みの領域を出てないように思えます。
あと、著者の有料サイトを機械的に買っただけで回収率120%とありました。
言外に、レースを絞るなり買い目に強弱をつけると回収率が高くなると言いたいのでしょう。
仮にそうだとして回収率が130%(競馬を長くやってる人ならこれが神領域なのはわかるはず)だとしても
年収600万得るには2000万のタネ銭が必要です。普通の人には2000万など無理な金額ではないでしょうか。
売らんがためにこういうタイトルをつけるのもいかがなものかと。