出版社/著者からの内容紹介
ブラジル、リオで失踪した親友、郷子の行方を追って、おれはやってきた......天敵ゴキブリと同じくらい嫌っている航空機に乗って。陽光きらめくリオは、おれを待ち構えている強力な地獄だった。しかし、航空機に乗ることを考えればなにほどのことがあるものか。おれの名前は犬神明、正真正銘の狼人間だ。おれの到着を呪う強大な呪術師がたとえ百人千人いようとも、負ける気はさらさらない。
たとえ人狼地獄がおれを呑もうとも、おれは地獄の王になってやる。だが、それはおれの強がりに過ぎなかった。ライオン・ヘッドと呼ばれる呪術師の力は暗黒のブラック・ホールの如く、おれを封じ込めようとする。ブラジル政府の拷問専門家とやつはつるんでいたのだ。
おれをどんなに痛めつけてもいい、だが、おれを明るくやさしい笑顔で迎えてくれた通訳の女性エリカを拷問でいためつけるな! さもないとおれは地獄に落ちた悪魔の狼男となって、きさまたちを八つ裂きにしてやる! しかし、エリカは殺された。
狼男、最大の復讐行が始まる!
内容(「BOOK」データベースより)
おれの名前は犬神明、正真正銘の“狼男”だ。親友の石崎郷子が失踪したということで、陽光まぶしいリオ・デ・ジャネイロにやって来た。依頼主は郷子の祖父が会長をつとめる三星商事である。何やらキナ臭いものを感じつつも郷子の行方を追うおれの前にライオン・ヘッドなる呪術者が立ちふさがるが、これは恐るべき陰謀のほんの序幕にすぎなかったのだ…。アダルト・ウルフガイシリーズ第三弾。