これはいい。まだ巷で飾られている広告写真(例えば工藤静香と観月ありさの「Slim」とか)が満載で、とにかくサンプル写真が新しい。つまりネタも新鮮だ。相当な機材がないと実現不可能なものばかりかと思えばそうでもなく、シンプルなものもちゃんと含まれていている。機材のセッティングなど技術的なことばかりでなく、モデルに泣いてほしい時はモデルが「撮影」を意識しないよう、窓の枠に取り付けられたレースのカーテンの向こう側からライトをあてたりして自然な環境を作り出したりするなど、面白くためになるアイディアが満載。表紙の女性モデルも実際にこんなポーズで長時間撮影させると大変なので、実は小さな箱の上に座っていて、それをどのように消して加工したかなど、広告にはいまや欠かせないデジタルのテクニックも載っている。とにかく見ていて面白い。おすすめ。