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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
パラレルワールドの現代日本の不思議な風習と事件,
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レビュー対象商品: 人柱はミイラと出会う (新潮文庫) (文庫)
表題作『人柱はミイラと出会う』など、7編を収録する連作ミステリ短編集。 「人柱」「お歯黒」「参勤交代」などの江戸の風習が残る パラレルワールドの日本を舞台に、それらの風習に絡んだ 事件が、アメリカからの留学生・リリーの周囲で発生する。 ホームステイ先の娘・慶子に日本の風習を教わりながら、 慶子の従兄で「人柱」を職業にする直海と出会ったリリーは、 事件の謎を鮮やかに解いていく直海に心惹かれていく。 主人公・リリーの視点で物語が展開していくので、 不思議な風習のあるパラレルワールドの日本に、違和感無く 入っていける点が、良く出来ている。 また、起こる事件も、殺人事件や犯罪行為だけでなく、 ちょっとした不思議や謎などもあって、日本の風習の 設定と共に、なかなか面白い。 が、難を言えば、その風習の設定を良く理解していないと、 事件の謎を解く鍵が見えてこない点があることである。 例えば、「人柱」にしても、私たちが知っている江戸の 風習とは異なった現代的なシステムになっている点が、 判っていないと、真相を先に見抜くことは難しいかも・・・。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
ヘンな風習の日本へようこそ,
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レビュー対象商品: 人柱はミイラと出会う (単行本)
アメリカからの留学生のリリー・メイスが、日本に来て初めて知る「人柱」という職業。彼女がステイ先の一木慶子の従兄・東郷直海がその職についていることから、その日本の 風習を詳しく知ることになるというお話です。 その内容は、 ・立派な職業人柱。その職場で殺人?「人柱はミイラと出会う」 ・議会で陰謀「黒衣は議場から消える」 ・ハデな生活には裏がある「お歯黒は独身に似合わない」 ・常識を逆手にとって「厄年は怪我に注意」 ・鷹も警察の一員「鷹は大空に舞う」 ・ダンボール一杯に込めたメッセージ「ミョウガは心に効くクスリ」 ・このお金は一体何?「参勤交代は知事の務め」 と、7つのお話からなるミステリィの連作短編集です。 人柱という古来の悪しき風習を、職業としてしまうそのアイデアが面白い。そのアレンジが お見事です! だからか、「人柱」が立派な職業のひとつなんて、ものすごーく変な世界ですが、違和感なく 読めてしまいました。
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
良くも悪くも石持浅海風,
By ヒゲ (福岡県福岡市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 人柱はミイラと出会う (単行本)
石持浅海は本格ミステリーの中でも、特にロジックに主を置いた作家だ。そしてそのロジックは特殊な状況下での自然な状況と言う、一見矛盾している場所を基点にしている。そういう意味で、「過去の日本の風習や風説」が現代まで真実として続いているという設定は、石持浅海の得意分野であり、その点に関しては上手く纏めていると思う。特に「既婚者以外はお歯黒をしない」と言う前提を基にした3作目は秀逸だと思う。だが。私にとって作者の一番嫌いな点は、「中途半端な善人さ」だ。ネタバレに近い為詳しくは言えないが、それが最も現れているのが鷹匠の話。何故こういう展開にしてしまうのだろうか。もちろんそういう点を支持する読者もいるだろうが… supernaturalな結末を迎える第一話を含め、石持浅海の(各人にとって異なるだろうが)良さ悪さを含めた連作短編集である。現時点での作者の入門書には最適かもしれない。そういう意味で☆三つ。
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5つ星のうち 3.0
謎解きが弱い
留学生リリー・メイスが体験する不思議な日本の風習。 そしてそれに絡む事件の数々。 その謎を解決するのは... 続きを読む
投稿日: 2007/6/9 投稿者: なおっち
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