「人材育成」という言葉がいろいろなところで聞かれます。本の中身も「いまどき」のノリを想像しましたが、実際はかなり違います。何が違うかといえば、99のキーワードそれぞれへの迫り方というのでしょうか、一つひとつのことばの意味を深く説明してくれます。あるときは言葉の語源に迫って、読者を深く納得させる力を持った説明が多く好感が持てました。いわゆる世間一般の用語集とは一味違います。キーワードの並びが五十音順などでなく、ストーリーに沿っているのも読みやすいと思います。読んだあと「少しだけ博学になった」ような心地よさがあり、人前で講演などをする機会の多い方はネタとしても使えるかもしれません。とはいえ念のため原典にあたっておくことをおすすめしておきます。