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人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional Computing Series)
 
 

人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional Computing Series) [単行本]

フレデリック・P,Jr. ブルックス , Frederick Phillips,Jr. Brooks , 滝沢 徹 , 富沢 昇 , 牧野 祐子
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

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ソフトウェアプロジェクト管理・ソフトウェア開発論の古典『ソフトウェア開発の神話』(企画センター刊、絶版)を改題。論文「銀の弾などない──本質と偶有」を再録し、数章を加えた原書発行20周年記念増補版だ。

著者のブルックスは、IBMにおいてOS/360メインフレーム用のオペレーティングシステム開発マネジャーを経験し、現在はコンピュータサイエンス学科の大学教授。本書では、OS/360用のオペレーティングシステム開発で生じたさまざまな問題をもとに、プロジェクト管理の問題点と今後どのようにすべきかを論じている。

『人月の神話』はすでに古典と呼んでもよいほど有名な本だ。もし、この本のタイトルを知らなくても、ソフトウェア開発にかかわっている人であれば「ブルックスの法則」は聞いたことがあるはずだ。ブルックスの法則の中で最も有名なのは、「遅れているソフトウェアプロジェクトへの要員追加はさらに遅らせるだけだ」というものだ。

原書は1975年に出版され、その後長い間読み継がれてきた。これは、ソフトウェア開発における問題は、本質的には変わっていないことを意味している。ブルックスの言葉はさまざまな書籍でも引用され、賛同あるいは反証が示されてきた。さらに本書では、ブルックスのもうひとつの衝撃的な論文「銀の弾などない」(1986年発表、IEEE COMPTER誌の1987年7月号に再録されている)も第16章に収録されている。この論文では、「ソフトウェアの生産性をひとりでにもたらすようなプログラミング技法は今後10年間は登場しない」と予言し、議論を引き起こした。この論文を含むブルックスの主張は、その後のコンピュータおよびソフトウェア技術の急速な発展により、一部は誤認であったことが著者自身により認められている。だが、その一部を除く大半は今でも成り立つものだ。プロジェクト管理に関心があるのであれば、一度は読んでおきたい。

第17章から第19章は、増補版刊行にあたり新たに書き下ろされたもの。ここでは、初版刊行以降の識者のコメントや著者の新たな論考(ウォーターフォールモデルの誤りなど)、あるいは誤認の訂正が示されている。その中では、ケイパー・ジョーンズ(『ソフトウェア開発の定量化手法』の著者)やトム・デマルコ(『ピープルウエア』、『デッドライン―ソフト開発を成功に導く101の法則』の著者)やエドワード・ヨードン(『Death March』の著者)などに対するコメントが掲載されている。(遠野 諒)

内容(「BOOK」データベースより)

IBM360システムおよびOS/360の開発リーダーであった著者が、開発の過程で遭遇したさまざまな問題にどのように対処したか。その結果は正しかったのか。今も繰り返してなされる間違った判断と認識。本書では、未だに色あせてない議論がなされており、ソフトウェア開発管理者・プログラマのみならず、現在のパソコンの神話ならぬ真実の世界を知りたい一般のパソコンユーザも読んでおくべき書である。

登録情報

  • 単行本: 321ページ
  • 出版社: アジソンウェスレイパブリッシャーズジャパン; 増訂版 (1996/02)
  • ISBN-10: 4795296758
  • ISBN-13: 978-4795296756
  • 発売日: 1996/02
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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27 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ブルックスの法則の本質を理解する, 2003/4/21
IT関連に携わる者の間で、長年語り継がれている真理の一つであるブルックスの法則「遅れているプロジェクトに人員を追加するとさらに後れる」は、この本から引用されました。

本書は、私の周りでは頭の悪い体育会系経営者(管理者)から「縁起の悪い迷信」や「若輩者の言い訳」として迫害をうけたりしました。しかし、本書は、ソフトウェア開発者の愚痴やネガティブな意見をまとめたものでは決してありません。
著者の経験かれ得られた数々の提言は、ソフトウェア開発の本質を解き明かしてくれるでしょう。

初心者には難しい内容かもしれませんが、経験を積めば本書の内容がより分かるようになるでしょう。初心者にこそ読んで欲しい名著です。

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43 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 期待はずれ!, 2005/3/20
バイブルとしていた「ソフトウェア開発の神話」の20周年記念増訂版とのことで期待して読んでみましたが、翻訳の下手さかげんにうんざりです。無理やり今風の言葉に訳している感があり、前作の真意が全く伝わりませんでした。アーキテクトは設計者、インプリメンテーションは製造担当、実現者とはいやはや意味不明、コーダーのことでしょうか。「ソフトウェア開発の神話」を読んでビシバシ伝わってきた感動が何も伝わってきません。山内正彌氏の翻訳の素晴らしさを改めて実感。
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 プロジェクトにチームとして携わる人へ, 2001/3/25
レビュー対象商品: 人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional Computing Series) (単行本)
プログラムにチームの一員として携わったことのある人ならば 「納期に間に合わないからと言って直前に人を増やされてもなぁ」 と思ったことがあるだろう。 この本の主題の一つは「納期直前に人を増やしたところでプログラムは完成しない」 ということだ。

プログラミングという最新の世界のようでも、実態は20年以上前と ちっとも変わっていないことを痛切に感じられる。

プログラミングに限らず、チームでプロジェクトをこなすという場合に 考えておくべき事項が幅広くまとめられている。 古典であるかもしれないが、その内容は現在にも通じている。

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