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人智学・心智学・霊智学 (ちくま学芸文庫)
 
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人智学・心智学・霊智学 (ちくま学芸文庫) [文庫]

ルドルフ シュタイナー , Rudolf Steiner , 高橋 巖
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人智学協会設立までの3年間、シュタイナーは神智学協会年次大会で4日間ずつの連続講演を行った。その各年のテーマが、「人智学」「心智学」「霊智学」である。これは各々、シュタイナー人智学の体・魂・霊の三分法に対応するもので、それぞれが感覚論、判断・感情論をへて、霊視・霊聴を通じた存在へと成就する道が精査される。アリストテレスからブレンターノにいたる伝統的「霊魂論」の批判的検討に加え、なぜ心智学が精密科学の方法によっては証明できないものであるかなどを説き、神智学運動を理論的に基礎づけた、シュタイナー成熟期のトリロジー。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

シュタイナー,ルドルフ
1861‐1925。オーストリアの哲学者。アナーキズム系の評論活動を行った後、40代で神智学協会ドイツ代表として活躍し、表現主義運動に影響を与えた。1913年人智学協会を創設し、科学、芸術、教育、医療、農業の分野にいたる人智学運動を展開する

高橋 巖
東京生まれ。慶応義塾大学大学院博士課程修了。1973年まで同大学文学部哲学科、美学・美術史教授。現在、日本人智学協会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 388ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2007/10)
  • ISBN-10: 4480091041
  • ISBN-13: 978-4480091048
  • 発売日: 2007/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:文庫
今から149年前の1861年2月27日、かつてのオーストリア帝国、現在のクロアチアに生まれた神秘思想家。

といっても、ルドルフ・シュタイナーの間口はとても広くて、えっ神秘思想家?、なんだインチキ霊感商法か、などといって排斥してしまうのにはちょっと惜しい、いや、まさかそんな胡散臭いものじゃないし、それだけじゃないんです。

たとえば先日、いまどき大変な学校の先生志望の大学生の妹と教育心理学の話をしている時、「シュタイナー教育」とか「フリースクール」のことを言ったらそれほど話がすすまなくて、まだまだ一般には知られていないことを改めて痛感しました。

それにしても、私のそもそもシュタイナーとの出会いがいつだったのか?

おそらく、わが愛しの澁澤龍彦の三部作の『黒魔術の手帖』『毒薬の手帖』に並ぶ『秘密結社の手帖』で、聖堂騎士団やら薔薇十字会にフリーメーソン、さらに切り裂きジャックからマルコムXまでが躍動する中にシュタイナーの人智学会が紹介されているのを読んだ時からなのかな。

いえ待って下さい、そうじゃなくてズバリ、日本におけるシュタイナー啓蒙の先鋒であるシュタイナー研究所を主宰した高橋巌とわが師・荒俣宏の『神秘学オデッセイ・・精神史の解読』であり、そしてさらに574頁の大著・荒俣宏編『世界神秘学事典』を飽きずに眺め出した頃からなのかもしれないと思い当たります。

そうでなければ、よしんば最初はたとえ澁澤龍彦経由のヘンテコリンの摩訶不思議な思想家という烙印があったとしても、高橋巌という碩学を通して全方位的なシュタイナー像を知ることによって、私自身が冒頭に述べたような一途な誤解をしなくて済んだ、否、誤解から来る無理解によって貴重な出会いを逃すことがなかった、というべきでしょう。

この本は、人間の普通の五感では物事の表面しかとらえられなくて、人の死後には五感を越えたより高い次元の七つの超感覚(霊的感覚、器官・チャクラ)によって初めて物事の本質的な理解・把握が可能であり、しかもそれは、誰でも潜在的に持っているもので、生存中は瞑想とか思考を訓練・修行することで見出せるけれど、理性的でない感情に左右される神秘主義的な霊媒や降霊術は非科学的でまちがっているとして、あくまでも精神科学として理性にもとづいた科学的な態度・方法によって追求すべきだとした自説を、人智学については1909年に、心智学は1910年、霊智学は1911年の、それぞれ4日間づつの連続講義を紙上公開したものです。

これを読んで、はたしてワクワクするのか、はたまた胡散臭くてウンザリするのか、おそらく大多数の方は理性が邪魔して・・・どうにもならないものを感じられることでしょうか。

記述日 : 2010年02月27日 12:55:30
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