最近の人工衛星データの特徴やデータの取得方法などを解説した本.
私は,第2章で触れられる
“人工衛星データは航空写真とどこがちがうか”という問いかけに興味を抱いてこの本を購入しました.
判読が中心となる航空写真は,どちらかというと主観的判断.
それに対して衛星データは,スペクトル解析などを用いる客観的判断.
この違いを明確にすることで,今後さらなる高分解能化が進むであろう衛星データの新たな利用可能性を広げられるのでは?という提言が盛り込まれている.
そういった観点から第3章での利用分野ごとの今後の課題の整理,第4章で触れられる留意点等を読むと多くの情報を得ることができると感じました.
技術的な解説が多いこの手の本の中では,今後の展開を考えるきっかけを与えてくれるこの本は私にとっては,なかなか使いでのある本でした.