人工生命のルーツからその周辺、今後の展開まで、著者らが対談形式で説明する本。今となっては若干古い本ではありますが、人工生命に関わる幅広い話題についてディスカッションが進みます。人工生命に対して漠然とした興味があるときに読んで、参照されている他書を読み進めて人工生命に関連した技術や概念をさらに学習してゆく、というスタンスで本書を捉えるとよいと思います。個人的には、進化、学習、発生を一つにまとめたソフトウェアモデルの説明が興味深く、本書から得た貴重な知識のひとつになっています。また、対談形式の会話調で構成されているので、読み進めやすい本だと思います。