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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
各種人工呼吸器についての情報満載,
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レビュー対象商品: 人工呼吸療法―各種人工呼吸器の特徴・適応・保守管理 (単行本)
臨床医学に含まれる「人工呼吸療法」と呼称される分野について十分な教育を行っている学校はおそらく無いだろう。もちろん、それら「学校」の中には大学の医学部や看護学部、臨床工学技士等の養成校を含んでいる。言うまでもなく、学生達の大部分は、卒業後、否応なく人工呼吸器という原理はおろか使用方法すらろくに分からない器械を装着された患者を診なければならないのである。このような現状が、昨今の人工呼吸器に関係する医療事故の増加を招いている、と言えなくもない。 残念ながら本邦には、アメリカにて制度化されているような呼吸療法士は存在しない(一応学会認定なるものはある)ので医療現場に就労後、独学に近い形でこれらの分野の修得に努めなければならない。ともかく使用方法を理解しなければ、ということで人工呼吸器に付属しているマニュアルを読むのだがさっぱり要領を得ない。ならばと思い現場の先輩に聞いてみても何だか怪しい。こうして、理解レベルの低いまま人工呼吸療法は行われていくのである。 本書は、臨床工学技士を対象とした専門誌の別冊の体裁を取っているが、人工呼吸に携わる全ての職種に薦められる。各メーカーから発売されている機種毎にその特徴、適応、保守管理について医療の現場で活躍中の先生方が執筆している。それは付属マニュアルよりも分かり易く新人や初学者にも十分理解が及ぶ。このような書物で学習し理解を深めれば少なくとも単純な誤りによる医療事故は防げるのではなかろうか。
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